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（余談）
私ども米屋では生菓子の一つとして冷蔵ケースなどで栗きんつばを販売しておりましたが、平成１１年頃なごみの米屋ブランド育成の一環として小倉と芋のきんつばを角折包装で発売、平成１５年頃には日持ちが良くなるように小豆のきんつばを２個１組でエージレスを封入した「きんつば２個入」を発売いたしました。

羊羹作りで培ったノウハウが生きた当店のきんつばは味も良く、小豆餡を好むお客様から多くの支持を集めていました。そして平成１９年頃には「もっと買い求めやすくしてほしい」という社内外の要望を受けて、１個ずつを個包装した現在の形きんつばを発売しました。これによりきんつばは販売数も飛躍的に伸長し、直営店舗以外のなごみの米屋店舗でも広く販売されるようになりました。

その後「よりおいしいきんつば」を目指して幾度か素材や製法の見直しを行いつつ、現在に至るまで当店の定番和菓子として広くご愛顧いただいております。令和４年９月からは北海道十勝地方の契約栽培小豆を使用して、安心安全に配慮したおいしいきんつばをお届けしております。

きんつばの変遷