植木さんはようびにとってまだ新しい作家さんですが、今年の夏はユニークな形のものをたくさん頂戴しました。花生はこちらから寸法・色ともにご注文を出してつくっていただいたものです。太くて夏の花のたくさん入るもの、すずやかな一輪挿し、置・掛花生ともによい寸法に仕上がっていると思います。

　「青」という色は「大空と海」人間にとって一番安心感のある色です。（キリスト教国ではマリアの色。マリアの衣はブルーが主流です）

　植木さんはようびに作品を入れていただくようになってまだ年が浅いのですが、様々なものをお願いしてもうかなりの種類になっています。

　昨年、ブルーのお花生を４種類作っていただいて御好評を得ましたので、また違うお花を入れて見ていただくことにいたしました。(2017/05/17)

ブルー花器・13×31

　背が高くて少し上で広がっているものは、フンワリとしたお花を枝長く大きく生けていただくのに適していると思います。細い枝のものは水圧がかかる方が水揚げしやすいということもありますので。

ブルー花器・8×23

　細くて筒形のものは直立したものやあまり横に広げたくないものの時に。

ブブルー花器・11.5×16.5

　背の低いその割に口広のものはこんな可愛い生け方をしてみても楽しいでしょう。