このお皿は桃山時代かと思われるような雰囲気を持っていますが、桃山時代のものにはない形です。草紋も誠に生き生きとしています。周囲の桟紋もほどよく、「持っていたいな」と思わせてくれる皿です。
水と千鳥の皿を合わせてみると、初夏の取り合わせになりました。
大好きな正木さんの網目の七寸皿。何かたっぷりと盛りたい時に応えてくれる重宝なお皿です。今回はカプレーゼを盛ってみました。
一人分の皿としては大きいと思われるかもしれませんが、いろいろのものを取り合わせたり、冷製のスパゲッティや、お皿の上で骨を取る魚料理などにもこぼれる心配がなく、たびたび食卓に出てくるお皿になるのではないかと思っています。
d.tamさんの長皿にはローストビーフで少し贅沢な家庭のたのしみ。ワインを一杯、夏の宵の御食卓です。