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潤布盆・大・奥田志郎|和食器の愉しみ・工芸店ようび

潤布盆・大・奥田志郎

潤は遠目では黒く見えますが、光を当てると深いチョコレート色をしています。「潤布盆」の今回制作分は、より黒に近い色となっています。
(こちらの見本は「雪才・デザート盆」からです。)

潤布盆・大・奥田志郎

「にちにち膳」と共に、気軽に、きちっと食事の空間を作っていただくための素敵なお盆です。こちらも少し大きめで、和にも洋にも使いやすい寸法となっています。

潤布盆・大・奥田志郎
潤布盆・大・奥田志郎
     

木地は能登半島特産の档(あて)の木。「布盆」とは、木地全体に布(カンレイシャ)を漆で貼った上に、数度漆の塗りを重ねていることから由来します。
毎日続けてお使いいただくと、やがて布目が表れ、おもしろみが出てきます。

潤布盆・大・奥田志郎
黒・小
 
  潤布盆・大・奥田志郎  
 
  せっかくの素敵なお膳も、ひずんでしまって、テーブルの上でかたかた音がするのでは、あまり愉しくありません。
実は、ひずんでしまうのは、木が乾燥しすぎているからです。毎食後、他のうつわと同様、たっぷりの水で洗ってあげると、ひずみが出ることはほとんどありません。すでにひずんでいる場合、洗った後、濡れ布巾を掛けておくなど、意識的に乾燥しないようにして、しばらく様子をご覧ください。いつの間にか、かたかたの音がしなくなっています。
 
 
  黒布盆・大・奥田志郎  
  「黒布盆・大」  
  挟持ボウル・山本芳伸   お膳  
  「黒布盆・小」:冷や麦は「挟持ボウル・山本芳伸」で。  
ようびのお膳、お盆

 お膳はお客様用と格式ばったもののように思われますが、お膳にのせることによって額縁のような効果をもたらし、食器のバランス、大、小、型、高さ等選びやすくなり、また食卓が纏まってすっきりと見えます。一人の時などそのままテレビの前に持って行って召し上がることも出来ます。
 縁の低い重なるものは雪才型(語源はよく解りません)で、ランチョンマットを敷くような感覚でお使いいただけますし、角切のようなものは大変正式な懐石に用いるものですが、お正月とかお雛さま、お客様等少し気の張る時、また家族で今日は「少しだけ特別よ」という意味も伝えることができるのではないでしょうか。「気持ちを伝える」食器の効用はそんなところにもあると思うのです。
 毎日の何でもない日常を少しずつ変化のある楽しいものにする心を養っていただくお手伝いが出来るように思うのです。 

工芸店ようび 店主 真木

 
  潤布盆・大・奥田志郎  
  「潤布盆・大」  
潤布盆

 潤色というのは漆塗り独得の言い方で、朱潤と泥潤と呼んで区別しています。
 泥潤(他の呼称もあります)は朱漆の中に黒漆を少し混ぜ込んだものですが、透明感がなくなるため、ようびではあまりいたしません。 朱潤は朱合漆(朱の粉を入れるためにつくった漆)に朱漆(目方で漆90朱粉80の割合に混ぜたもの)を20%から30%程度混ぜ塗ったものですが、乾漆させ方、漆の質の微妙な差、季節、塗り方等によって発色が変わりさまざまな色合いになり、殆んど同じ色には塗り上がりません。そのあたりの難しさを克服して、魅力的なこの色を出していただいています。
 今度の布盆に塗りましたのは黒に近くなってしまいました。それでも黒とは違い微妙に上に乗せるものをやさしく受けとめる色になっていると思います。 板物の盆は軽く、この雪才形は扱いやすく軽やかな感じが大好きな盆、折敷です。

工芸店ようび 店主 真木


毎日使うほどにおもしろい!
漆器・輪島塗:黒布盆・大・奥田志郎《お盆・トレー・44.0cm》
商品番号: 0140-okd-0130
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漆器・档・お膳・お盆・トレー
材は档(あて)です。
44.0 × 32.0 × 高さ1.5cm
ご注意!
お店の倉庫でしばらく待機している間に、若干のひずみが出るお膳もございます。
上記にも書かれていますが、毎食後たっぷりの水で洗った後、濡れ布巾を掛けていただくと、ひずみは無くなります。
一枚板の特徴ですので、ご理解いただいた上お求め下さいませ。
【月の暈】

奥田志郎さんの求める漆器の光沢は、鏡のように光を跳ね返すような光沢ではなく、「月の暈(うん)」のような柔らかな温かみのある光沢です。
この「月の暈(うん)」を追求すべく、奥田志郎さんは、上塗りのみで(上塗りの後、研磨し生漆を刷りこむ数度の行程(呂色(ろいろ))をせずに)仕上げられます。このことで、漆本来の被膜が損なわれず、漆本来の強さが保たれ、そして、漆本来の優しい光沢の仕上がりになります。

上塗りの塗りむらを研磨などでカバーすることができない為、熟練の塗師のみが可能な難しい仕上げ方ですが、一方、全身全霊細心の注意を払って上塗りをしても、まれに、空気中や木地のちりが付き、小さな小さなポッチのようなふくらみができる場合があります(フシがかかると言います)。研磨する呂色(ろいろ)の行程がないため、フシがかかってしまうと残念ながら取り除くことができません。
使用上はまったく問題がありませんが、奥田志郎さんの漆器へのこだわりの(まれな)産物とご理解された上で、お求めくださいませ。
ご一読くださいませ。

→ようびの漆器をお求めいただくお客様にぜひ御理解いただきたく思うこと
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スイホソさん 30代/女性

評価5.00

投稿日:2011年01月29日

 いつもの食事をワンランクアップ

大きめのサイズで品質も良く満足しています。 いつもの朝食がワンランクアップします。 漆器好きにはたまらない商品です。 濡れふきんをかぶせておくと、ひずみが無くなりました。 

使い道 実用品・普段使い 使う人 自分用 購入回数 はじめて 


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