たっぷりとお煎茶を召し上がりたい方のためにと、少し大き目の湯ざましを作ってみました。玉露用や煎茶用としては、小ぶりの汲出と揃ったものなどありますが、湯ざましを必要とする煎茶をたっぷり飲もうとする時に使えるものがありませんでした。大ぶりで、注ぎやすく、持ちやすい取っ手なのでおすすめ出来るものになりました。
春も近い一日、ゆっくりよいお茶を入れてたのしんでいただけるのではと思っています。
新作家紹介 益子淳一さん
笠間で御修行なさり、ようびに見本の作品を送って来て下さいました。いろいろ申上げて作っていただいた初めての作品がこの湯ざましと大汲出でした。
形の感覚が素敵で適切なところに線が入っていたりカーブの位置が良かったりと細部にセンスの良さをにじませている方ですが、やはり笠間焼などのゴツイ感じがようびにはなじめず、これから徐々に改良してよい道具にしていっていただけるよう願い、それがまた楽しみでもあります。