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五穀豊穣を願う平安時代から続く京都の「葵祭」では、御所車などに双葉葵が飾られます。その双葉葵を、守田漆器さんの足付の宗寛盆に山本哲さんが箔絵で描いて下さいました。
高さのあるお皿は、神様へのお供え用のお皿の形です。桜が満開になったら、大切な人たちが集まれば、感謝を込めてお下がりを愉しみましょう。
春過ぎて夏来にけらしにはまだ少し春の名残惜しき頃ですが、五月に向ってこの葵紋の箔絵盛り皿は新鮮です。加茂のまつり葵祭ではこの二葉葵が、主役斎王さまの輿を飾る大切なものの一つです。四月末頃から繁り始め、加茂の祭り頃に盛りを迎える丈夫で美しい植物です。
兜型のお皿は、五月のお節句用に正木さんが二十年程前に作られたもので、今年また再び作っていただきました。赤玉文の汲出は華やかでよく合ってくれています。
柏の葉のお餅は大阪名代の菊寿堂さんのもので、大変美味しい口当たりのすばらしいお餅です。