このお重は8寸正方の特大重で、45年以上前に故 奥田達朗さんが三段一蓋で造ったものです。あまりに大きく今の時代にはと手持ちのまま、震災まで奥田志郎さんが持っていたものですが、何とか今の生活の中で使っていただくためにはどうすればよいかと考えました。
そこで一段ずつばらし、大きな盛鉢と考えて、塗りの蓋付のものと、残りは拭漆の蓋を造り山本哲さんに俵屋宗達の鶴を金箔で画いていただいたものとを造ってみました。仲々におしゃれな、食卓にあると大変華やかな盛り皿になるかと思います。染付の5寸取皿などを添えてたのしんでいただけるのではとうれしくなりました。