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染付網目6.5寸深皿・阪東晃司・#小雪

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乾山写春草紋蓋向付・伏原博之|和食器の愉しみ・工芸店ようび

 

 

 

蓋・裏

内側の小さなつくしの上まででおおよそ350mlほど入ります。

「いつかは乾山・・・」。春草文の蓋向付を写していただきました。

乾山写春草紋蓋向付・伏原博之
乾山写春草紋蓋向付・伏原博之
乾山写春草紋蓋向付・伏原博之

 

つくし、ワラビ・・・、花は雪割草でしょうか。春の到来の喜びがうつわ一杯です。

 

乾山写春草紋蓋向付・伏原博之
乾山写春草紋蓋向付・伏原博之
蓋の裏

 

京焼きは「土もの」です。釉薬と素地との焼き上がりの収縮の違いにより「貫入」が入ることが特徴です。使い込むほどに肌合いや色合いが変化し、柔らかなやさしい表情が生まれてきます。末永く、ご愛顧いただければ幸いです。

 

乾山写春草紋蓋向付・伏原博之
乾山写春草紋蓋向付・伏原博之
 
  灰釉ビードロホタテ中皿・有松進  
  雛祭りと言えばちらし寿司です。  
 
  灰釉ビードロホタテ中皿・有松進  
  弥生三月、雛祭りの頃のお膳です。ホタテのお皿には赤貝と生わかめのお造りを。「灰釉ビードロホタテ中皿・有松進」  
乾山写 春草

 乾山はいろいろの季節の文様で外蓋の向付を作っています。いずれも魅力的な文様で、京焼のやわらかな肌の色の上に白化粧をほどこし、鉄絵と呉須の濃淡で文様を画くという誠に力強くかつ瀟洒なものになっています。

 400年も経た今も私達にここまで愛されるものを写させていただくについては、さまざまの難関を越えねばなりませんでした。伏原さん師弟はよく挑戦して下さいました。春のお寿司のなんと似合うことでしょう。

 赤貝と生わかめの二杯酢は有松進さん(瀬戸)の美しい色の貝の向付に、繭形の小皿には二杯酢が入っています。小椀は守田漆器さんのもので、白みその汁に白玉だんごが入っています。いずれも単純なものですのでお器が引き立っています。

工芸店ようび 店主 真木
 
  乾山写雪笹向付・伏原博之  
  本歌です。

湯木美術館の乾山展に出展されいたことが制作のきっかけです。こちらの書籍も参考にしています。
 
  吉兆
湯木 貞一, 入江 泰吉
保育社 (1978/06)
 
  はしがきより
―戦後三十年、日本料理の本当の姿が次第にうすれてゆくことが悲しく、このままではやがて、日本の国から、日本料理は滅びてしまうのではないかという憂いが、年ごとにつのってきたことと、一方では、その日本料理に生涯を捧げてきた自分の作った料理を、もう一度、この自分の目で確かめてみたいという気持ちがあったからです。幸いにも、入江泰吉先生の見事な写真によって四季折々の材料、それを料理して盛り合わせた色あいと気品、器物と料理の微妙な組み合わせといったことのほかに、紙の上ではきくことのできない香気をきき、そして一番大切な味わいさえも、味わうことができるようなものにしていただいたことを、この上なくありがたいことに思っております。ここにお目にかける調理は、昭和46年から最近まで、あしかけ七年の間につくった料理です。全部で二百種類ほどある筈です。これを季節によって、正月から十二月までに、およそわけてみました―湯木貞一
 
  乾山春草蓋向
乾山の向付に春若いも、平まめ、椎茸など季節の野菜を盛り込んでみました。この蓋もの十客分を並べていると、のどかな陽をあびて春草の野辺に遊ぶ気分になれるのがふしぎです。
 
 
  乾山写春草紋蓋向付・伏原博之  
  乾山春草文写し3種。  


いつかは乾山・・・。
京焼・乾山写春草紋蓋向付・伏原博之《小鉢・蓋物・350ml・13.3cm》
商品番号: 0029-0221
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向付・蓋物・春草文・乾山写し・京焼・小鉢
内側の小さなつくしの上まででおおよそ350mlほど入ります。
蓋あり:直径13.3 × 高さ8.0cm
蓋無し:直径12.3 × 高さ6.0cm

京焼(ようびでは伏原博之さんのもの)についての御注意

江戸時代より京焼は美しく繊細で「上等のもの」として珍重されて来ましたが、土もののため水が沁みやすく、使用後乾燥が悪いと、釉(うわぐすり)の下にカビが生じてとれなくなる恐れがあります。

伏原博之さんの京焼は、江戸時代の京焼に比べると、かなり温度を上げて焼いておりますので、カビは生じにくくなっていますが、京焼独特の風合いをなくさないよう、ぎりぎりの温度設定となっています。

念のため、お使いになられる前に五分ほど水に浸して充分水を含ませ、また、使われた後は、よく乾いてからしまっていただければ、問題はございません。ご理解の上お求め下さいませ。




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