ヘルプ / 不適切な商品を報告


“#立冬”

カテゴリトップ > 器の種類で分けました > 【鉢・向付・小付】 > 小鉢・向付・取り鉢・銘々鉢
カテゴリトップ > 《素材》 > 交趾
カテゴリトップ > 《模様・文様》 > 波・青海波・流水
カテゴリトップ > 《作家・窯元・工房》 > 陶磁器作家 > 伏原博之(京焼)
カテゴリトップ > 《素材》 > 京焼・清水焼 > 季節の京焼《早春・正月・ハレの日》

交趾青海波向付・伏原博之|和食器の愉しみ・工芸店ようび
交趾青海波向付・伏原博之

交趾青海波向付・伏原博之

交趾青海波向付・伏原博之

交趾青海波向付・伏原博之

口造りが「青海波」になった愉しい小鉢は、江戸時代の大阪で活躍した吉向治兵衛の写しです。
逸翁美術館のものを写させていただきました。

交趾青海波向付・伏原博之
交趾青海波向付・伏原博之

青、緑、黄、紫・・・、鮮やかな色彩が特徴の「交趾(こうち)」は、本来、ベトナムから輸入された低火度で焼かれる鉛釉陶器のことを言います。

交趾青海波向付・伏原博之
交趾青海波向付・伏原博之
 
  交趾青海波向付・伏原博之  
  黒豆は兵庫西宮・清左衛門製です。  
交趾青海波向付

 波の形をふちどりにした豪華な向付です。本金をたっぷりと使って、品の良い重厚さを出しています。

 お刺身、和え物にとも思いますが、黒豆を盛ると黒豆の値打ちが三段階ほど上がりますね。

 この向付の本歌は吉向治兵衛作の江戸後期のもので、大阪の十三で開窯、十三軒松月という号を用いておられたそうです。「亀甲焼」とも称されていて、今は 吉向焼」として続いているお家です。

工芸店ようび 店主 真木
 
  交趾青海波向付・伏原博之  
  本歌:青海波向付 吉向治兵衛作 江戸時代

円の三分の一くらいを取って連続させて描き、波を洗わず「青海波」の文様を口縁のあしらった向付。
交趾や楽焼きに優れた作品を残した治兵衛らしく、整った成形に、鮮やかな緑釉が映える器である。
 
  器を楽しむ 逸翁の茶懐石

逸翁美術館・伊井春樹
発行元:阪急文化財団
発売元:思文閣出版
 
 
  交趾青海波向付・伏原博之  
   
交趾

 交趾という名はベトナム北部あたりの古名でコーチャンと呼ばれていたと聞いています。そのあたりに産する原料で造られたものなのでしょうか、主に香料を入れて輸出した蓋物が日本では香合として珍重され、日本の名前が与えられ、交趾(コーチ又はコーシ)と呼ばれてきました。茶席は暗いところですので特に黄交趾が珍重され、交趾大亀香合など大名物として藤田美術館などに残っています。

 釉をかけないで色絵具を幾度も重ねて鮮やかな色合いを出しています(回数は色によって違い、焼き具合によっても異なります)。

工芸店ようび 店主 真木
 
  交趾青海波向付・伏原博之  
   


品の良い重厚さ・・・
交趾青海波向付・伏原博之《小鉢・12.8cm》
商品番号: 0029-0208
お気に入りに追加
お気に入りに追加
向付・交趾焼・小鉢・青海波・吉向治兵衛写し
おおよそ直径12.8 × 高さ6.2cm



ショップへ相談