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乾山写色絵夕顔文蓋向付・伏原博之|和食器の愉しみ・工芸店ようび

 

 

乳白色の釉薬が表情を柔らかくしています。

源氏物語から「夕顔」がモチーフの蓋向付は、他にも「色絵夕顔紋蓋向付」を伏原博之さんに作っていただいていますが、こちらは、乾山の写しです。

乾山写色絵夕顔文蓋向付・伏原博之
乾山写色絵夕顔文蓋向付・伏原博之

 

京焼きは「土もの」です。釉薬と素地との焼き上がりの収縮の違いにより「貫入」が入ることが特徴です。使い込むほどに肌合いや色合いが変化し、柔らかなやさしい表情が生まれてきます。末永く、ご愛顧いただければ幸いです。

乾山写色絵夕顔文蓋向付・伏原博之
乾山写色絵夕顔文蓋向付・伏原博之
     
  市松文長皿・d.Tam|和食器の愉しみ・工芸店ようび  
  夏のコーディネイト。「市松文長皿・d.Tam」には鱧ずし、夕顔の蓋向付には鯛素麺です。  
乾山写色絵夕顔文蓋向付

 うす暗がりに咲いている真っ白い夕顔を大胆に表現した乾山の抹茶碗をご存知の方も多いと思います。それには源氏の君の歌が書かれていてすばらしいもので すが、何とかそのひとかけらでもと思い、写しを蓋物で作ってみました。大好きな夕顔の花を感じていただければと思います。

  寄りてこそ それかとも見め 黄昏に ほのぼの見つる 花の夕顔

   (乾山の抹茶碗にはこの歌を本歌どりして
     よりてだに露の光やいかにとも思ひもわかぬ花の夕顔 と書かれています。)

 これにはさて何を入れていただけるのかな。私は鯛そうめんを考えました。鯛のアラを焼き、煮出してアクを取りよく清まして塩と少々お醤油で味をつけ、素 麺を流しておいて汁を張ります。オクラの小口切り少し、タイの焼いた切身一切れでもあれば最高です。お薬味は生姜または花柚子など。

 市松のガラス長皿には鱧寿司(大阪船場吉野寿司さんに作っていただきました)、正木さんの葡萄の向付には泉州の水茄子と胡瓜の糠漬を盛ってみました。 お酒はあっさりした冷酒で。求々草のランチョンマットで涼しげに見えておりますでしょうか。

工芸店ようび 店主 真木
     
  乾山写色絵夕顔文蓋向付・伏原博之|和食器の愉しみ・工芸店ようび  
   


儚い夢・・・。
京焼・乾山写色絵夕顔文蓋向付・伏原博之《蓋物・小鉢・200ml・12.3cm》
商品番号: 0029-0188
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蓋物・京焼・夕顔・源氏物語・向付・乾山写し
京焼(ようびでは伏原博之さんのもの)について

江戸時代より京焼は美しく繊細で「上等のもの」として珍重されて来ましたが、土もののため水が沁みやすく、使用後乾燥が悪いと、釉(うわぐすり)の下にカビが生じてとれなくなる恐れがありました。

伏原博之さんの京焼は、江戸時代の京焼に比べると、かなり温度を上げて焼いておりますので、カビは生じにくくなっていますが、京焼独特の風合いをなくさないよう、ぎりぎりの温度設定となっています。

念のため、お使いになられる前に五分ほど水に浸して充分水を含ませ、また、長期間使われない場合は、よく乾かしてからしまってください。ご理解の上お求め下さいませ。
蓋のすぐ下で、200mlほど入ります。
おおよそ
蓋あり:直径12.3 × 高さ7.8
蓋無し:直径12.3 × 高さ5.8cm
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