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乾山写雪笹向付・伏原博之|和食器の愉しみ・工芸店ようび

 

 

 

 

ご存知、 仁阿弥道八、そして、魯山人にも受け継がれている雪笹文。こちらは、ずばり乾山の「銹絵雪笹向付」が本歌です。

乾山写雪笹向付・伏原博之

しんしんと笹に舞い降りる雪を白化粧で表し、冬をみごとに表現した乾山。伏原博之さんの雪笹文はいかがでしょうか。

乾山写雪笹向付・伏原博之
乾山写雪笹向付・伏原博之
乾山写雪笹向付・伏原博之

 

京焼きは「土もの」です。釉薬と素地との焼き上がりの収縮の違いにより「貫入」が入ることが特徴です。使い込むほどに肌合いや色合いが変化し、柔らかなやさしい表情が生まれてきます。末永く、ご愛顧いただければ幸いです。

乾山写雪笹向付・伏原博之
  今回の製作分は、柄や雪の様子が違います。写真を入れ替えました。こちらは前回の製作分となります。  
  乾山写雪笹向付・伏原博之  
  セコ蟹とほうれん草の冬の酢の物を盛ってみました。  
雪笹向付

 銹絵雪笹文様は、乾山はよほどお気に入りの図柄だったらしくさまざまなものに展開しています。向付や角皿や手鉢、蓋物等々と私共の目に触れなかったものもあったかもしれません。

 洛北の冷たい空気の中に冬も色を失わないで立っている竹(笹)。その上にかかる真っ白の雪の美しさを目にやきつけながら筆をとり、力づよく鉄絵を画いたのだと思います。白泥はカオリン質の白化粧土をかなり勢いよくかけています。本体は意外に薄く、洗練された形と技法が感じられます。

 この本質をしっかりと捉えて作っていただくためには時間が必要でした。京焼では括れない乾山のすごさを実感しながら仕事をして下さったと思います。大変よくできた写しでございます。

工芸店ようび 店主 真木
 
  乾山写雪笹向付・伏原博之  
  本歌は「乾山焼 銹絵雪笹向付 大阪・磯野良吉伝来」です。

湯木美術館の乾山展に出展されいたことが制作のきっかけです。こちらの書籍も参考にしています。「十二月」です。
 
  吉兆
湯木 貞一, 入江 泰吉
保育社 (1978/06)
 
  はしがきより
―戦後三十年、日本料理の本当の姿が次第にうすれてゆくことが悲しく、このままではやがて、日本の国から、日本料理は滅びてしまうのではないかという憂いが、年ごとにつのってきたことと、一方では、その日本料理に生涯を捧げてきた自分の作った料理を、もう一度、この自分の目で確かめてみたいという気持ちがあったからです。幸いにも、入江泰吉先生の見事な写真によって四季折々の材料、それを料理して盛り合わせた色あいと気品、器物と料理の微妙な組み合わせといったことのほかに、紙の上ではきくことのできない香気をきき、そして一番大切な味わいさえも、味わうことができるようなものにしていただいたことを、この上なくありがたいことに思っております。ここにお目にかける調理は、昭和46年から最近まで、あしかけ七年の間につくった料理です。全部で二百種類ほどある筈です。これを季節によって、正月から十二月までに、およそわけてみました―湯木貞一
 
  乾山雪笹向付五種
型変り、絵替りの乾山雪笹向付に、それぞれ違った料理を盛ってみました。蟹・生姜、烏賊と水前寺海苔の白和えに煎豆のせ、鯛造に人参大根縒りむきと岩茸・山葵、甘鯛細造りに青菜山葵、伊勢海老に莫大・防風・山葵などです。
 
 
  乾山写雪笹向付・伏原博之  
   


いつかは乾山・・・
京焼・乾山写雪笹向付・伏原博之《小鉢・13.0cm》
商品番号: 0029-0174
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向付・小鉢・雪笹文・乾山写し・京焼
笹や雪の様子は一点一点違います。あらかじめご了承ください。
おおよそ13.0 × 12.0 × 高さ7.0cm

京焼(ようびでは伏原博之さんのもの)についての御注意

江戸時代より京焼は美しく繊細で「上等のもの」として珍重されて来ましたが、土もののため水が沁みやすく、使用後乾燥が悪いと、釉(うわぐすり)の下にカビが生じてとれなくなる恐れがあります。

伏原博之さんの京焼は、江戸時代の京焼に比べると、かなり温度を上げて焼いておりますので、カビは生じにくくなっていますが、京焼独特の風合いをなくさないよう、ぎりぎりの温度設定となっています。

念のため、お使いになられる前に五分ほど水に浸して充分水を含ませ、また、使われた後は、よく乾いてからしまっていただければ、問題はございません。ご理解の上お求め下さいませ。




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購入者さん 

評価5.00

投稿日:2023年04月29日

今は春ですが、雪景色恋しさに、こちらの器を購入させていただきました(雪国育ちなもので、たまに雪景色が恋しくなります)。 伏原さんの器は、これまでにも何作か購入させていただいておりますが、どの器にもほれぼれするような絵付けがされており、見入ってしまいます。 こちらの器も、やはりとても美しいです。 実際の雪も、この絵と同じように、大きい粒があったり小さい粒があったり、縦に吹き付けるものもあれば横... …続きを読む

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