大阪の名料亭でお客様でもあります本湖月さんで頂いたことのある冷やし鉢が、あまりに美味しかったのを思い起こしながら参考にさせていただいて、海老ヶ瀬さんにお願いして作っていただいた白磁の器に盛り付けてみました。
撮影してくださる方はようびのお仕事を引き受けていただいて二十年を超えました。ますます美しい料理を作って下さり、お人柄も素敵な方で、出来てきた器を最大限に生かして盛って下さいます。
福地ガラス工房さんから初めていただく箸置はさまざまな形のものですが、それぞれに面白く楽しんでいただけると思います。
涼し気なお料理と冷たいお酒で、お幸せな宵を。
李朝白磁の美しい形の心地よい浅鉢を見つけましたので、何だかんだと御説明して、海老ヶ瀬保さんにお願いして作っていただきました。
この季節には少々寒々しい白ですが、かえって雪を思わせます。長芋のすり下ろしの白を強調して、甘草の芽を配し「もうすぐ春」をのぞかせました。
こんぶ豆は中村恵子さんの唐津の小付に、冬夜長しの良寛の詩を書いた盃(古川章蔵作)なども味わっていただきたいなと思います。お箸置は干支の象徴的なうろこ紋、金と朱と緑という美しい色使いです。