【ロアー】 ≪Roar Wines≫ ■遂にこのS.L.H.眠れる獅子にも正規輸入実現! Pisoniピノ最強の使い手、「もう一人の」ゲイリー。
◎ 重鎮三人が揃う、S.L.H.からの咆哮、ピノの獅子。
所有者ゲイリー・フランシオーニ、醸造家エド・カーツマン、果実供給ゲイリー・ピゾーニ。彼らはモントレー最大のピノ・スポット、サンタ・ルチア・ハイランズ(以下S.L.H.)を代表する三人の偉大なるスターであり、S.L.H.産駒の最上銘酒には、ほぼ彼らのうち誰かしらが携わっています。少量生産ブティックの
『ロアー』 ではその三人が揃いぶみするのですから、デヴュー作でいきなり
【PR95点】 を獲得し、四作目にして全米ピゾーニ歴代No.1に到達(RP96点)するなど、マニア垂涎の品…とされるのも当然のことでしょう。
「ここのところ嘗てでは考えられなかった大物の日本正規輸入が相次いでいます。その都度あそこが!?と驚き、喜ばされる事が少なくない中、まさかこのピノ・マニア垂涎の眠れる獅子までもが陥ちるとは…遂に来ました…Roar日本正規上陸!」 とお伝えしたのは2010年半ばのこと。ほぼ同時期には↓このタイトルをかっさらい、大変な話題となりました。
-- [全米史上、歴代No.1ピノへ…] --
扱う品種はオンリー・ピノ、我が道を行くマニアのための専門誌「ピノ・リポート」。品種の固定特化により、米二大誌(パーカー&スペクテイター)にも載らぬような小さな生産者、或いは希少品などもいち早く取り上げられ、そして何より一貫性ある厳格な評価が支持者を呼び、既に一部の愛好家から負う信頼度は二大誌をも超越しています。1号ごとに40〜50本のピノが取り上げられ、足掛け9年で現在#71号までが発刊中(2011.4現在)。つまりこれまでの総試飲本数は単純計算で約3,500本にのぼります。ピノ・ノワールだけで…ですから相当な量に上りますが、その約3,500本の頂点に立つ史上最高スコアは【PR98点】。 『コスタ・ブラウン・カンツラー』 の'05年が過去唯一の存在でした。
そして2010年4月…このコアなピノの権威が、同誌二本目となる究極スコア【PR98点】を、実に三年ぶりにとある1本のピノに付与しました…その対象そが、ロアー!
◎ ロアー三種の神器…ピゾーニ/ゲイリーズ/ロゼラズ
上記の快挙はロゼラズによるものですが、ロアーの単一畑ピノはそれだけではありません。S.L.H.の顔ともいえる三つの畑が全て揃います。そして最上品とされるボトルはロゼラズのみならず、ピゾーニ、そしてゲイリーズもまた同様です。ピゾーニは本家以外のピゾーニ産単一畑の上位を独占。ゲイリーズもまた五大誌全てから大台突破という、万円切りピノとしては類稀な多方面からの賞賛を受けます。
冒頭ではゲイリー・フランシオーニをプロプライアターとしてご紹介致しましたが、彼はゲイリー・ピゾーニと双璧を成すS.L.H.名うてグロウワーでもあります。三世代続く腕利き栽培家の末裔であり、むしろそちらの顔がメイン。ピノ・リポート誌では
「S.L.H.の優良ピノ生産者の中で、フランシオーニの手助けを受けていないメーカーを探す事ほうが困難である。」 とも語られるほど。S.L.H.グラン・クリュの果実を用いながらもこの価格で済んでいるのは
"自らのレーベルだから" に他になりません。
他銘柄のゲイリーズ、ロゼラズに比べて極めてヴァリューが高いのはそのためです。
▼ロアー・ワインズ (Roar Wines)
一世を風靡したご存知ピゾーニ・エステイトのオーナーであるゲイリー・ピゾーニ、そして100年の歴史ある葡萄農家に生まれ、幼少期からの交流があるという親友ゲイリー・フランシオーニ。ふたりのゲイリーにより1996年にサンタ・ルチア・ハイランズの中心部に産声を上げた畑が
『ゲイリーズ・ヴィンヤード』 です。ピゾーニ・クローンが植えられるピゾーニ兄弟畑として知られ、米四大誌の1つ、ワイン・エンシュージアスト誌からは、カリフォルニアにおける最も素晴らしいグロウワーとして
【全米TOP5グランクリュ】 に選出されました。
また、ゲイリー・フランシオーニが所有するもう一つのピゾーニ三兄弟畑が奥様の名をとって命名し、1996年に始動した60エーカーほどの
『ロゼラズ・ヴィンヤード』 。ピノ・リポート誌発表の2007年版
【全米年間TOP12ピノ】 では、全米からたった12本だというのにロゼラズ産が二作も選ばれ、コノイシュアーズ・ガイドからは
【ヴィンヤード・オブ・ザ・イヤー】 に。また圧巻だったのはS.F.C.誌の2005年版【年間TOP100】。この年の100本のうち22本がピノ・ノワール種でしたが、そのうちなんと7本をロゼラズ産ピノが占めるという前代未聞の快挙を成しました
(オーガスト・ウェスト/ベルナルダス/マイナー/モーガン/ロアー/テスタロッサ/ヴィジョン・セラーズの各ロゼラズ単一畑) 。
ゲイリーズ、ロゼラズ、この二つのピゾーニ兄弟畑のオーナーであるゲイリー・フランシオーニのプライベート・レーベルがこそが
『ロアー』 なのです。腕を奮うワインメーカーは全米ピノ醸造家の人気No.1、エド・カーツマン。新興ピノ産地サンタ・ルチア・ハイランズA.V.A.の中でも、最高の技術(人)が交わる最も熱いブランドとして知られ、スペクテイター誌からは
「モントレーで最もエキサイティング」 なピノ・プロデューサーとして
【Top 30 Pinot Wineries】 にも選出されました。(
>>エド・カーツマン詳細 )
◎ A.V.A.ラインでも生産箱数三ケタ。追加輸入は望めません。
ロアーの各ワインに関して、数量に余裕のあるものは何一つありません。最多生産量のボトムライン、S.L.H.ピノですらも年産は三桁。'08ピゾーニにもなれば300ケース台となり、日本での最新年号リリースを迎える頃には、その全てがワイナリー完売となっています。勿論A.V.A.ラインですらも。
当然追加輸入は無く、1シーズン一度限りの輸入→無くなれば次期年号までお別れを繰り返します。むしろこの生産量と人気で、よくぞ日本輸入が叶ったものです。正規輸入元I社は目下S.L.H.ピノに関してはNo.1インポーターさんであり、ピゾーニ・エステート、ルチア、オーガスト・ウェスト、ロアー、ルーシーとS.L.H.のトップ・プロデューサーが一社で全て揃っています。そうでもなければ、今でも日本でなどお目にかかれぬブランドであり続けていたことでしょう。その尽力には頭の下がる想いです。
そして2011年入荷分より正規輸入元I社の社長氏より嬉しい報告が。
「ROAR Sierra Mar Vineyard Chardonnay 2009 の輸入・通関が終了致しましたので、本日より販売開始させて頂くことに致しました」 …おおっ…
[ Roarにシャルドネ、登場! ]
もちろん国内一般小売市場、初登場。しかもシングル・ヴィンヤード。そして畑を見て更に興奮。。。以下よりロアー各種、ご案内致します。
● いずれも少量限定品につき、完売の際はご容赦下さい。
≪同銘柄歴代1位≫
●[RP96点] ロアー ピノ ノワール "ピゾーニ ヴィンヤード" サンタ ルチア ハイランズ [2008] Roar Pinot Noir Pisoni [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][モントレー][750ml]
[ロアー×ピゾーニ]
■外部ピゾーニ単一畑の最高峰。兄弟畑ゲイリーズの 所有者Gフランシオーニによるプライヴェートレーベル 【Roar Pinot Noir "Pisoni" Santa Lucia Highlands 2008】
≪ 門外不出、史上最高のピゾーニ ≫
◎ 本家を除く、ピゾーニ単一畑史上歴代No.1ピノ。
ピゾーニから果実供給を許される生産者は年間たったの十社前後。ただし生産停止・取引終了となった過去の造り手を含めると相当数にのぼります。
それらの中でも、ポール・ラトーの『ランスロット』 と並び、外部生産者によるシングル・ピゾーニの最高峰とされるボトルの一つが『ロアー』 からのそれ。
★同時にロアーは最もレアなシングル・ピゾーニとして知られていますが、今回は中でも歴代最高【RP96点】の’08年を入手!
ヴィンテージを問わずロアー×ピゾーニの国内入手は困難を極めます。ましてや歴代最高のヴィンテージとなると本国でもそう簡単にはお目にかかれません。
▼ロアー・ワインズ (Roar Wines)
WE誌より【全米TOP5ピノ・グラン・クリュ】 認定を受ける『ゲイリーズ・ヴィンヤード』 を、ゲイリー・ピゾーニとともに共同所有する、100年の歴史ある葡萄農家に生まれた親友ゲイリー・フランシオーニ。彼のプライベート・レーベルが『ロアー・ワインズ』 です。
約50エーカーのヒルサイド・ヴィンヤードの果実から卓越したピノへの変換を指南したのはご存知『シドゥーリ』 のアダム・リー。その後、『フリーマン』『オーガスト・ウェスト』『フォート・ロス』 らで知られるカリ・ピノNo.1醸造家、辣腕エド・カーツマンがバトンタッチ。SLHの中でも、恵まれた果実と最高の技術(人)が交わる、現在最も熱い注目を浴びるピノ・プロデューサーの1つです。スペクテイター誌からは「モントレーで最もエキサイティングな生産者」 として【Top 30 Pinot Noir Wineries】 にも選出されました。
ロアーが使用するピゾーニの区画は2エーカーにも満たないため、自ずと生産量は限定され、この’08年にしても≪306ケース≫ のみ。
丁寧に選別された果実を新樽比率6割ほどのフレンチ・オーク(Remond、Francois Freres、Ermitage、Marsanny…と一流樽メーカーずらり)にておよそ1年の樽熟成。無ろ過、無清澄にてボトル詰めされます。
◎ Wine Advocate #221(2010.8)より 【RP96点 】
「Equally prodigious is the 2008 Pinot Noir Pisoni Vineyard. Like all of these wines, there is a seamless integration of acidity, wood, and tannin, all of it present in subtle and measured dosages. The sweetness of the plum, meaty, black currant fruit intermixed with cherries, boysenberry, forest floor, and floral notes is nothing short of awesome. Deep, concentrated, round, and generous, this wine has a terrific personality and is one of the best examples one can find of how much progress California has made with Pinot Noir. Drink it over the next decade.」
むわっと来るリッチで深いフル・フレーヴァー。黒系果実の粘性と濃度たっぷりですが体躯が大きいだけでなく、そこはやはりデリカシーが保たれており、ほんのり "可愛らしさ" も見えるピゾーニがロアー。
風味豊かでシームレス。濃厚でエネルギッシュなブラック・ベリーとビター・チェリーの風味があり、スパイスケーキとラベンダーのニュアンスが加わります。ビロードのようなタンニンは実になめらかで、余韻には長さだけでなく広さも感じられるはず。
複数ストックが可能ならば、可能なだけして頂きたいピノ・ノワールではありますが、限られた流通量がそれを許しません。
● ロアー×ピゾーニの最高傑作ですが、実は本家ピゾーニ×ピゾーニですら、これより上の評価を得たのは一度だけ。
■表示数限り(最終在庫)です。
■パーカー監修アドヴォケイト誌96ポイント
価格 16,280円
(税込) 送料別
送料 880円
≪PR93→PR93→PR92→PR91点→RP92→RP90→今年は?≫
●[JD94点/WE94点] ロアー ピノ ノワール サンタ ルチア ハイランズ [2019] (正規品) Roar Pinot Noir [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][モントレー][750ml]
[グランクリュ] ブレンド ■遂にこの眠れる獅子にも正規輸入が…ピゾーニ最強 の使い手にしてモントレー随一のリーディングヒッター 【Roar Pinot Noir Santa Lucia Highlands 2019】
■ ピノリポート選、全米史上歴代No.1ピノ輩出 ■
△ 大好評御礼!なんと楽天登録「全世界」のピノ・ノワール (総計35,511本)から【第一位】に選ばれました!【四冠達成】 (※世界総合/米国/加州/CC 各部門一位:2021年2月18日(木)更新分)
※前作’18年は、KAT-TUNさんが発売した15周年記念となる新曲シングルが同名の「ROAR」であったことから当ワインにも需要が殺到し、瞬く間に完売。そしてこの’19年もその影響継続のためか、リリースと同時に輸入元完売となってしまいました。そのため当年号のご案内は現品オンリーとなります。
◎ 日本リリース時には現地完売。
それがピノ・リポートにて同誌歴代最高の【PR98点】 を輩出したシングル、『ロゼラズ』 擁する 『ロアー』 の現状。キュヴェならともかく、通常版でコレですから。
もちろんそれは内容と価格を見ての愛好家判断なのでしょう。
ソノマ産、サンタバーバラ産ピノの価格高騰に対し、ロアーが在るモントレーのピノはといいますと、ここ数年ノース・コーストあたりに比べて気象状況が安定し、クオリティは高いレベルでキープされ、それでいて前述地区ほどの高騰もなく、結果として相対的な値打ち感が一層増しています。
そんなモントレー産ピノの中でも、特に人気・品質・安定感の三拍子揃ったピノがロアー。造り手サイドに揃うピノ・クレイジー達は、それぞれが具眼の士。ブレない造りがまた高き信頼度となって飲み手の拠り所となり、例えばミシュラン【三ツ星】 フレンチ・ランドリーのワイン・リストに掲載されたりもするのでしょう。
近年では英デキャンター誌からの取り上げも。同誌がカリ・ピノをここまでホメるのもレア・ケースです。
◎ 中身はピゾーニ兄弟畑豪華饗宴のブレンドか。
現在、詳細が語られなくなってしまいましたが、中身が判明していた最後のヴィンテージでは、ピゾーニ系五大グラン・クリュからの果実をブレンドしたものでした。下記がその畑と位置関係(画像右下が北)で、「これらのフルーツを使用している」ではなく、「ここからの果実しか使用していない」ピノでした(同様の仕立てに 『ルシア・SLH』 があり)。
【A … ピゾーニ/B … シエラ・マー/C … ソベラネス/D … ゲイリーズ/E … ロゼラズ】
なお、現醸造家はスコット・シェイプリー(Scott Shapley)。彼はモントレー出身で、嘗ては
『シドゥーリ』 でアシスタント・ワインメーカーを務め、当時ロアーの醸造家を務めていたアダム・リー(Adam Lee)と共にロアーのメイキングにも参加していました。
その後、クラッシュパッド、ロースラーなどを経て、いわばロアーに
"戻ってきた" 人物。非常に卓越したワインメーカーであり、誰よりもエド・カーツマンの後任に相応しい人物と言えるでしょう。彼の参加は’12年の収穫から…そう、2014年度のスペクテイター年間TOP100にロアーのピノが選ばれましたが、その選出されたヴィンテージ、’12年を仕上げた人物が彼なのです。
毎年少量の輸入のため試飲には至っておりませんが、ワインメーカー交代時、正規輸入元社長氏は「醸造家が代わり、よりシャープな味わいになっている」とも仰っていました。
◎ Jeb Dunncuk (2021)より 【
JD94点 】
「Starting out the Pinot Noirs, the base appellation release comes from a mix of the single Vineyards, and it's been a rock-solid buy in every vintage I've been able to taste. The 2019 Pinot Noir Santa Lucia Highlands offers a medium ruby hue to go with a spicy, savory, marine-influence bouquet with lots of pretty mulberry and cherry fruits as well as iron and spicy herbs. With good minerality, medium body, ripe yet firm, framing tannins, and a great finish, it's another no-brainer purchase that will evolve for 7-8 years.」
クローンはPisoni、Swan、Pommard、Calera、23、667、777、943。新樽比率40%前後のフレンチ・オーク100%(Francois Freres、Seguin Moreau、Latour、Remond、Ermitage、Cadus)にて10ヶ月程度の樽熟成。無ろ過・無清澄にてボトル詰め。
スパイシーさをともなうチェリーの核。重すぎない中軽口のスタイルで、非常に飲みやすく、高い次元で調律されたバランスが最大の魅力の一つ。しとやかで上品なフィニッシュも見もの。
● ピノ・ファイルにて「このピノは、「私を嗅いで!私をスワリングして!私を飲んで!」と言っているようだ。」 と書かれているのも印象的でした。
■168本完売! 6本追加いたしました(当年最終在庫です)
■ジェブ・ダナック94ポイント
■ワインエンシュージアスト誌94ポイント [ Editors’ Choice ]
■コノイシュアーズガイド91ポイント
≪シャルドネじゃない…ロアーにViognier!!≫
○[JD91点/WS90点] ロアー ヴィオニエ "シエラ・マー・ヴィンヤード" サンタルチアハイランズ [2017] (正規品) Roar Sierra Mar
[極珍] Viognier!! ■「三顧の礼」実って日本正規初上陸…ロアーになんと ピゾーニ系シングル・ヴィンヤード産のヴィオニエが! 【Roar Viognier "Sierra Mar" Santa Lucia Highlands 2017】
≪ 年産144ケース ≫
△ 大反響御礼!楽天登録「全世界」のヴィオニエネ種(総計313本)の 中から【第一位】に選ばれました! (※2016年5月29日(日)更新分)
◎ 聞いてないです…ロアーにViognierがあったなんて!!
例えばセントラル・コーストの 『カレラ』 。例えばサンタ・バーバラの 『メルヴィル』 。例えばソノマの 『デュモル』 etc...。エリアにかかわらず、ピノ・ノワールの一級生産者達の中にはヴィオニエに魅せられるプロデューサーが少なくありません。
そしてそこに加わるもう一つの造り手が、現代ピゾーニ・ピノ最強の使い手…ご存知外部ピゾーニ歴代最高傑作を四本擁する 『ロアー』 。ドえらい珍品が出たものです…ロアーからなんと単一畑ヴィオニエ!!
日本正規初上陸は’12年。ロアーのヴィオニエは、’10年からスタートした極少生産プロジェクトです。上記例外に漏れず、ヴィオニエ好きのGary Franscioniは、新たに開墾した自前畑の 『シエラ・マー』 に、「自身が飲みたいから…」という理由だけで僅かばかりのヴィオニエを植樹。ロアー・レーベルの元、エド・カーツマンにワインを造らせたのがそのはじまりとなりました。
≪'10年≫ 2012年、日本のロアー正規インポーターにより主催されたエド・カーツマンを招いたワインメーカーズ・ディナーの席で振舞われた白がこのヴィオニエでした。日本市場出荷を懇願するも、当時の醸造数が僅か二樽しか無かったことから断られ、願いは叶いませんでした。
≪'11年≫ 翌年、生産量が増えたことを理由に再度出荷要請を出すも、メーリング・リストでの反響が、増えた生産量以上に大きくなってしまった…という理由から再び出荷拒否。
≪'12年≫ そして’12年にて [三顧の礼] 実り、ようやく初解禁となった次第です。
ロアーはモントレー産ヴィオニエの最上級品。そもそもピゾーニの使い手でヴィオニエを手掛けている生産者は殆ど存在しませんから、そういった意味でも大変興味深い一本です。
▼シエラ・マー・ヴィンヤード (Sierra Mar Vineyard)
ピゾーニ三兄弟畑とされるピゾーニ、ゲイリーズ、ロゼラズ。ピゾーニがSLH南端近くに在るのに対し、ゲイリーズ、ロゼラズは中央よりもやや北寄りにあり、実は位置的には随分と離れています。今回フランシオーニが新たに取得したシエラ・マー(スペイン語でMountain Seaを意味)は、ピゾーニに最も近く、直線距離で言えば間にある畑は1つ(Las Alturas Vyd …ケイマスのピノ部門、『ベル・グロス』 の畑)のみという近さ。下記はSLHのヴィンヤード・マップで、画像右側が北、左が南となります。
【A … ピゾーニ/B … シエラ・マー/C … ソベラネス/D … ゲイリーズ/E … ロゼラズ】
シエラ・マーはまたフランシオーニが所有する三つの畑の中で最も高地に位置するものでもあり、標高は1,000フィートを越えてきます。2007年、高標高の畑が持つ複雑性と果実に備わる凝縮度といったポテンシャルに魅せられた氏は、2年かけて38エーカーの畑を細かく区画分けし、ピノ、シラー、シャルドネ、ヴィオニエを植えました。海からの突風と、花崗岩&砂利質の乾いたローム土壌(2マイル近く水をくみ上げて灌漑しているとか)が特徴的で、水分が不足がちな大地に育つ果実には適度なストレスが掛かり、自然と収量が抑えられて凝縮したフレーヴァーが備わるそうです。
現状、ヴィオニエの区画は2エーカーしか無いとのことですので、当面、目に見えるほどの増産は叶わないことでしょう。’17年で8ヴィンテージめ(日本正規輸入は四度め)ですが、今年の年産も
≪144ケース≫ しかありません。本国でもメーリング・リストへの登録無しには手に入らない銘柄のようです。
◎ Jeb Dunnuck (2019)より 【
JD91点 】
「Offers an appealing lemon curd note, with vanilla custard, honeysuckle and peach cobbler accents that linger. Juicy, smooth, lush and a touch spicy on the finish. Drink now.」
100%フレンチ・オークですが、風味を大切にするため新樽比率はゼロ。樽熟期間も11ヶ月程度に留めます。
魅惑的でフローラルな芳香。クリーミーなトロピカル・フルーツに、石やミネラルの際立ち。アタックは白桃やパパイヤなどの果実味。アプリコット・ジャム、ジャスミン、わら、オレンジの花などが折り重なる道中から、熟したメロンを思わせるフィニッシュに向います。本当に見所満載のヴィオニエです。試飲経験を語る以前に、まず存在そのものがサプライズ。
● 当店が毎年おすすめし続けているカリフォルニア産ヴィオニエは今作くらいなもの。
【BLW】
■ジェブ・ダナック91ポイント
■ワインスペクテイター誌90ポイント
≪KAT-TUNさんの新曲はここから?≫
●[AG95点/JD95点] ロアー ピノ ノワール "ゲイリーズ ヴィンヤード" サンタ ルチア ハイランズ [2018] (正規品) Roar Pinot Noir Garys' [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][モントレー][750ml]
[8年ぶり] 正規上陸!
■DRC(Gエシェゾー)、デュジャック(クロ・ド・ラ・ロッシュ)、ルーミエ(ボンヌマール)らを撃破! 【Roar Pinot Noir "Garys'" Santa Lucia Highlands 2018】
≪ 極上ヴィンテージにて、感激の再会 ≫
◎ 気づけば8年。やっと、やっと来ました。
モントレーの雄にして、外部ピゾーニ供給先としても『ポール・ラトー』 と並ぶ最高のピノ・プロデューサー、『ロアー』 。そのトップ・キュヴェの一つ、『ゲイリーズ』 が待望の入荷を果たしました…実に"8年ぶり" に!
ロアーのゲイリーズといえば、DRC、デュジャックら、最大10倍価格の高級ブルにも「ブラインド試飲にて」勝利を飾った銘酒。しかしまさかこんなにも長く貰えない期間が続くとは…。
▼ 米仏ピノ対決優勝 @The Culinary Institute of America
2006年10月26日、セント・ヘレナにあるCIA(The Culinary Institute of America…「ワイン業界栄誉殿堂」の制定でも知られる教育機関)のグレイストーン分校にて、ロバート・パーカー氏が主催する米仏12本のピノ・ノワールによるブラインド対決が行われました。
今回で第三回目を迎えたこのセミナーは、二つの地域のピノ・ノワールの特性を比較試飲する勉強会であり、$500という高価な参加費にもかかわらず、ワイン生産者、醸造家、愛好家など125名が参加し、カリフォルニア6本、フランス6本の計12本の作品をブラインド試飲。後に人気投票が行われました。当日の供出ワインは以下の12本(価格順)。
【米国側代表】
2002 Marcassin "Marcassin Vineyard" Sonoma Coast $220
2002 Kistler "Cuvee Catherine" Russian River Valley $200
2003 Martinelli "Blue Slide Ridge" Russian River Valley $125
2004 Brewer-Clifton "Mount Carmel" Santa Rita Hills $100
2003 Williams Selyem Pinot Noir Russian River Valley $67
2004 ROAR "Garys' Vineyard" Santa Lucia Highlands $45
【フランス側代表】
2002 Domaine de la Romanee-Conti Grands Echezeaux $500
2002 Domaine Dujac "Clos de la RocheLa Roche" $250
2003 Louis Jadot "Chambertin-Clos de Beze" $190
2003 Momessin "Clos de Tart" Morey-Saint-Denis $180
2002 Domaine G. Roumier "Bonnes-Mares" $85
2001 Domaine Grand Veneur "Les Origines" Rhone $60
そして銘柄の判らない目隠し試飲の結果、第一位に選ばれたのは…なんと当日最安値のロアー×ゲイリーズ 。しかも満場一致に近い支持率…という信じられない内容でした。
当時の醸造家は、エド・カーツマンへのバトンタッチ前、シドゥーリで知られるピノの化身アダム・リーでしたが、彼はこの結果に衝撃を受け「今まで数え切れないほどのブラインド・テスティングに参加したが、過去にこれほどまでに圧倒的得票で勝利した結果は見たことが無い…」と述べ、フランシオーニ夫妻も「至福の到り。」と喜びつつも、この結果に驚きの色を隠せないようでした。
この模様は各所で報じられ、当時「マニアの間で噂の存在」であったロアーは一躍ブレイク。その後もロアー×ゲイリーズは'07年にワイナリ歴代最高得点となる【RP96点】 を獲得し、その地位を不動のものとしました。
ピノ専門メディア、ピノ・リポートの2012年4月版で、一号につきたった1本しか選ばれない最高栄誉、【MAKE ROOM IN THE CELLAR】 に選ばれたピノも、やはりロアー×ゲイリーズでした。
▼ ゲイリーズ・ヴィンヤード (Garys' Vineyard)
一世を風靡したピノのカリスマ『ピゾーニ・エステイト』 のゲイリー・ピゾーニ、そして100年の歴史ある葡萄農家に生まれ、彼とは幼少期からの交流があるという親友ゲイリー・フランシオーニ。ふたりの"ゲイリーズ"により1996年にサンタ・ルシア・ハイランズの中心部に産声を上げた畑。
ピゾーニ(ラ・ターシュ)クローンが植えられるピゾーニ兄弟畑として知られ、WE誌からはカリフォルニアにおける最も素晴らしい畑として、ピゾーニ、ハーシュ、アレン、シェイ(オレゴン)と共に【全米TOP5グランクリュ】 に認定。サンフランシスコ・クロニクルの2002年版年間TOP100(全て米国産)では、なんとゲイリーズからの単一畑が三作品同時に選出されるという快挙も(シドゥーリ、モーガン、ノヴィからの各ゲイリーズ)。
畑は東向きのヒルサイドに在り、燦々と降り注ぐ陽光を浴びる一方、ピゾーニに比べて海からの冷気や風が強いという特徴も持ちます。かつては大柄で明快なスタイルでしたが、現在はミネラルと繊細な表情を大切にしたブドウ造りへと舵切りしています。
◎ VINOUS(2020.10)より 【AG95点 】
「Dark magenta. Assertive red and blue fruit preserve, cherry and floral scents are complemented by oak spice, incense and smoky mineral accents. Shows impressive depth and solid thrust on the palate, offering spice-tinged black raspberry, cherry cola and boysenberry flavors that pick up candied rose and vanilla nuances with air. Finishes impressively long and smoky, with youthfully firm tannins providing grip to lingering dark berry and five-spice powder notes. 54% new French oak.」
◎ Jeb Dunnuck(2020.5)より 【JD95点 】
「The 2018 Pinot Noir Garys' Vineyard comes all from the Pisoni and Calera clones and saw 54% new French oak. Another complex, Burgundian style release from this team, it offers notes of wild strawberries, cured meats, iodine, and damp earth, with more violet and floral notes developing with time in the glass. Beautifully layered, pure, and silky on the palate, with polished tannins, it shows the class of this great vintage and is going to drink brilliantly for at least a decade.」
…と、8年ぶりの上陸となった今年も二大誌から既に95点が確定。ヴィノスでは同年掲載全ゲイリーズ単一畑ピノの年間1位です。
新樽比率54%のフレンチ・オークにて100%樽熟成。フェミニンなロゼラズに比べ、ややタニックと言われますが、しかし時間を経るごとにどんどんとその姿を変えるあたりは見ものです。
嘗てはプチ・ピゾーニ的なイメージもあったゲイリーズですが、今や同一ブランド内でピゾーニを看破するシーンも珍しくなくなり、また実感としてそれとリンクするように、ゲイリーズやロゼラズを「ピゾーニよりも好み」と仰る方が増えてきているように感じます。
系列群の中でもピゾーニに絶対的な優位性があった時代は終わり、皆様各々の趣向が明確化され、優先されるようになってきたのではないでしょうか。そういった皆様にとって押さえるべき筆頭がロアーからのゲイリーズ。
数多く存在するゲイリーズ&ロゼラズ産単一畑ですが(輸入元社長さんがGary Franscioniの地下セラーを訪ねた際には、25本もの単一畑が並んでいたそうです/上画像)、"エステートを名乗る事を許されるゲイリーズは2本" だけ。一つがゲイリー・ピゾーニの『ルシア』 。そしてもうひとつがゲイリー・フランシーニのこのロアー。
● CIA米仏ピノ対決優勝、Garys'単一畑のトップに君臨する1/2。
■60本完売! 12本追加いたしました。
■ヴィノス(VINOUS)95ポイント
■ジェブ・ダナック95ポイント
価格 11,550円
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■[Pisoniオリジナル木箱入り] ピゾーニ 単一畑 6本セット (ピゾーニ×ピゾーニ/タンタラ/ロアー/パッツ&ホール/ミウラ/ポール ラトー シャルドネ) 6種マスターパック 【Vol.10】 Pisoni Single Vineyard [アメリカ][カリフォルニア][モントレー][750ml×6]
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//// ピゾーニ豪華共演セット:第10弾 ////
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送料 880円
≪ポール・ラトーと並ぶ外部ピゾーニ単一畑最高峰≫
●[AG94点/WS93点] ロアー ピノ ノワール "ピゾーニ ヴィンヤード" サンタ ルシア ハイランズ [2015] Roar Pinot Noir Pisoni [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][モントレー][750ml]
[ロアー×ピゾーニ]
■ピゾーニ供給先の歴代No.1。兄弟畑ゲイリーズの 所有者Gフランシオーニによるプライヴェートレーベル 【Roar Pinot Noir "Pisoni" Santa Lucia Highlands 2015】
≪ 門外不出、史上最高のピゾーニ ≫
◎ 本家を除く、ピゾーニ単一畑史上歴代No.1ピノ。
ピゾーニから果実供給を許される生産者は年間たったの十社前後ぽっきり。ただし生産停止・取引終了となった過去の造り手を含めると、相当数にのぼります。
それら現在造られていないものも含めた、外部生産者による「過去すべて・全年号の歴代総ピゾーニ・ピノ」の中で、パーカー最高スコアというと、96点で8本が並びます。中でも最多の4本を占める造り手が 『ロアー』 (2019.9現在/あとは『ランスロット』 が3本、『KB・ピゾーニ』 が1本) 。
外部究極のピゾーニとあって、結果いま現存し、そして進行形で生産される中で、最もレアなピゾーニ単一畑ピノとなっているロアー。この度のご案内は’15年。ご存知カリフォルニアの傑出ヴィンテージです。
▼ロアー・ワインズ (Roar Wines)
一世を風靡したご存知 『ピゾーニ・ヴィンヤーズ&ワイナリー』 のオーナーであるゲイリー・ピゾーニ、そして100年の歴史ある葡萄農家に生まれ、幼少期からの交流があるという親友ゲイリー・フランシオーニ。ふたりの "ゲイリー" により1996年にサンタ・ルチア・ハイランズの中心部に産声を上げた畑が 『ゲイリーズ・ヴィンヤード』 です。ピゾーニ・クローンが植えられる兄弟畑として知られ、『コスタ・ブラウン』 『コパン』 『シドゥーリ』 『テスタロッサ』 『A.P.Vin』 ら数多のピノ垂涎プロデューサーを供給先として抱えるばかりか、米四大誌の一つ、ワイン・エンシュージアスト誌からは、カリフォルニアにおける最も素晴らしいグロウワーとして【全米TOP5ピノ・グラン・クリュ認定ヴィンヤード】 にも選出。さらにサンフランシスコ・クロニクルの2002年度におけるTOP100では、100本のうちなんと3本ものワインが、ここゲイリーズからの単一畑作品でした(テスタロッサ、シドゥーリ、ノヴィの各ゲイリーズ)。
そのゲイリーズ・ヴィンヤードのオーナーであるゲイリー・フランシオーニのプライベート・レーベルこそが、こちらにご紹介する 『ロアー・ワインズ』 です。約50エーカーのヒルサイド・ヴィンヤードの果実から卓越したピノへの変換を指南するのはご存知 『シドゥーリ』 のアダム・リー。そして近年、『フリーマン』 『オーガスト・ウェスト』 『フォート・ロス』 らで知られるカリ・ピノNo.1醸造家、辣腕エド・カーツマンが晴れて醸造家就任。新興ピノ産地サンタ・ルチア・ハイランズA.V.A.の中でも、恵まれた果実と最高の技術(人)が交わる、現在最も熱い注目を浴びるピノ・プロデューサーの1つです。スペクテイター誌からは「モントレーで最もエキサイティングな生産者」 として【Top 30 Pinot Noir Wineries】 にも選出されました。
ロアーが使用するピゾーニの区画は2エーカーにも満たないうえ、’15年は生産量が減り、年産はなんと≪183ケース≫ のみ。
丁寧に選別された果実を新樽比率6割ほどのフレンチ・オーク(Remond、Francois Freres、Ermitage、Marsanny…と一流樽メーカーずらり)にておよそ1年の樽熟成。無ろ過、無清澄にてボトル詰めされます。
◎ Wine Advocate #190(2010.8)より 【RP96点 】
「Equally prodigious is the 2008 Pinot Noir Pisoni Vineyard. Like all of these wines, there is a seamless integration of acidity, wood, and tannin, all of it present in subtle and measured dosages. The sweetness of the plum, meaty, black currant fruit intermixed with cherries, boysenberry, forest floor, and floral notes is nothing short of awesome. Deep, concentrated, round, and generous, this wine has a terrific personality and is one of the best examples one can find of how much progress California has made with Pinot Noir. Drink it over the next decade.」
むわっと来るリッチで深いフル・フレーヴァー。黒系果実の粘性と濃度たっぷりですが体躯が大きいだけでなく、そこはやはりデリカシーが保たれており、ほんのり "可愛らしさ" も見えるピゾーニがロアー。
風味豊かでシームレス。濃厚でエネルギッシュなブラック・ベリーとビター・チェリーの風味があり、スパイスケーキとラベンダーのニュアンスが加わります。ビロードのようなタンニンは実になめらかで、余韻には長さだけでなく広さも感じられるはず。
複数ストックが可能ならば、可能なだけして頂きたいピノ・ノワールではありますが、限られた流通量がそれを許しません。
● 「最もレアなピゾーニ」とあって、流通皆無。カリフォルニア専門店でもなければ到底手に入らず、弊社としても2〜3年に一度手に入れば良いほう。
■表示数限り(最終在庫)です。
■ヴィノス(VINOUS)94ポイント
■ワインスペクテイター誌93ポイント
価格 16,800円
(税込) 送料別
送料 880円
●[RP96点] ロアー シラー "ゲイリーズ・ヴィンヤード" サンタルチアハイランズ [2007]
価格 11,880円
(税込) 送料別
送料 880円
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■パーカーポイント96点(同銘柄歴代No.1)
■画像はサンプルです。
【USR】【SYR】
◎ これがワイナリー史上最高傑作そのもの!
※こちらのワインはご注文後に仕入れを行う「受注発注品」です。当ページにてご注文頂けました場合でも、輸入元在庫が完売の際はお届けすることができません(欠品の際はメールにてご連絡させて頂きます)。ご了承の程宜しくお願いいたします。
サンタ・ルシア・ハイランズで最もホットなロアーの中でも、シラー最高傑作…のみならず、ピノやシャルドネを含めてものワイナリー史上最高傑作がこちらの'07年産ゲイリーズ。黄金ヴィンテージの'07年、かつ最高峰ロアーという通常では揃わぬ組み合わせです。
>>造り手・ワイン詳細はこちらをご覧下さい。
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