SCHOTT N.Y.C.(ショット ニューヨーク)
ライダースジャケットの代名詞ともいえるSchott(ショット)の歴史は、1913年のニューヨーク、アーヴィン・ショット&ジャック・ショット兄弟のレインコート工場として始まりました。
1928年には世界で初めてフロントジッパーを採用したライダースジャケット“Perfecto”シリーズを発売。ボタン仕様しかなかった当時、画期的なジャケットして話題となり、その後のライダース史に大きな影響を与えます。
第二次大戦では米軍にピーコートとボマージャケットを納品。その後、伝説ともいえる「ワンスター」を発表。名優マーロン・ブランドやジェームズ・ディーン、シド・ヴィシャスなど数々のビッグネームたちがこのモデルを愛用し、その人気は世界中へと広まっていきました。
裁断から縫製まで、すべてアメリカ国内の自社工場で行い、徹底した品質管理のもとで作り出されるショットの製品は、その後も着実に市場を拡大。ほとんどの米国ブランドが生産地を他国へ移す中、あくまでもMADE IN U.S.A.に誇りを持ち、一世紀以上に及ぶ、古きよき時代のものづくりを受け継いでいる、数少ないブランドの一つです。 |