ヘルプ / 不適切な商品を報告
「お知らせ」とは
▼ギフト対応はこちらで行っています。
ポローニ Polloni
イタリアのヴェネトと言えば、スパークリングワインのプロセッコ。 今や、プロセッコはシャンパンの輸出量を超え、世界一位のスパークリングワイン。ヴェネトはその産地として脚光を浴びています。
プロセッコは、白桃のような、可憐な花のような香りのするぶどう品種「グレーラ」を使用し、そのポテンシャルを最大に引き出すために、タンク内で二次発酵をさせて、フレッシュ&フルーティに仕上げるのが特徴です。
アペリティーヴォが大好きなイタリア人にとって、爽やかな甘味と香りを気軽に、日常的に楽しめるプロセッコは、瓶内二次発酵で造られる高級スプマンテのフランチャコルタのような高嶺の花の存在ではなく、一緒にいると安心できる幼馴染のような存在。
イタリアの食卓で愛され続けてきたプロセッコですが、2010年に一部の地区のぶどうから出来るプロセッコが、イタリアの格付け最高ランクDOCGに昇格。その周辺地域もDOCとして格上げされました。
この格上げの影響により、プロセッコの価格は一気に高沸。 なんと2倍以上の高値になり、気さくな幼馴染は、特別な時にしか会うことのできない高嶺の花となってしまいました。
「POLLONI」とは、ぶどうの"台木から生える芽"のことを指します。 実は、ワイン用のブドウの苗木はほとんど全てが台木に接木して植えられています。これは北米に生息していた「フィロキセラ」というアブラムシによって、ブドウの根から養分を吸われるのを防ぐ目的でおこなっています。
ワイン用ぶどうにとって、台木とは穂木を害虫から守り発育を助ける、縁の下の力持ちのような存在。ワインに使われるぶどうとして収穫されるのはもちろん穂木から出来たぶどうなので表舞台に立つことはありませんが、決してなくてはならない存在なのです。
イタリア・ヴェネトのスプマンテ(スパークリングワイン)といえば、プロセッコが代名詞。それ以外の品種で造られたヴェネトのスプマンテは、いわば穂木でなく、台木のような日陰の存在です。
ワインピープルは、「ヴェネトのスプマンテ=プロセッコ」という通説を覆し、ヴェネトの白ワインの代名詞ソアヴェに使われる品種のガルガーネガをはじめ、ヴェネト産のシャルドネとピノビアンコをうまくアッサンブラージュすることで、プロセッコに負けないスプマンテを誕生させました。 台木から誕生した新しい可能性(芽)という意味を込めて「POLLONI」と名付けました。
イタリア人で唯一、パーカーポイント100点を2回獲得した醸造家ステファノ・キオッチョリ氏がヴェネトで手掛ける「POLLONI SPUMANTE BRUT」。 この「ポローニ」は、ブドウ栽培家でもあるキオッチョリ氏が、それぞれの品種に合った土地から選んでブドウを作るこだわりよう。
ポローニのぶどうは全て、トレヴィーゾ県の山の斜面に、コルドン仕立てで植えられたものを使用しています。
農学士(アグロノモ)であり、醸造学士(エノロゴ)でもある、ステファノ・キオッチョリのワイン造りの哲学は一貫しています。
「品質の高い偉大なワイン。これはその土地を最高に表現してこそ生まれる。」
「ブドウをワインに変える。これは畑での仕事の結果を醸造所で生かすことに尽きる。こうして出来あがったワインは、大きな喜びを与えるものでなければならない。」
イタリアのテロワールを熟知した氏のワイン造りによって、高級ワインにまったく劣らないハイクオリティワインに仕上がっています。
ボルドーさんさん 60代/男性
投稿日:2020年03月03日
ちょっと甘い
普通という感じである。値段はそれなりですが、この値段であればもっと違う物買いたいね。