Alva Oliva
アルヴァ・オリーヴァ エクストラ・バージン・オリーブオイル
ワインショップソムリエのソムリエが選び抜いたエキストラバージンオリーブオイルは、
生産者から直接買い付け!
だから高品質・低価格が実現できるのです。
しかも生産者蔵出しなので状態も良く安心・安全なオリーブオイルが当店に届きます!
オリーブ鑑定士「カタドーラ」(※男性の場合「カタドール」)とは・・・
オリーブオイル造りの総指揮を執る、どんなオリーブ園にも必ず欠かせない存在。
栽培から加工、そして品質までオリーブのすべてに精通した職人のこと。
オリーブオイルのソムリエといったところ。
アルバレス家は3代続くオリーブ農園。
実は女系家族で、ずっと女性が当主です。
3代目はインマ・クラーラさん。因みにボトルに書かれた美しいテキスタイルは、アーティストでもある妹さんのデザイン。
オリーブ鑑定士カタドール(女性はカタドーラ)は、オリーブオイル造りの総指揮を執る、どんなオリーブ園にも必ず欠かせない存在。
収穫の時期、オイルの選別、ブレンド比率…
製造の全てに関わります。
ほとんどの会社はカタドールに依頼して、定期的に農園をみてもらっているのですが、インマは自分で農園を持つカタドーラ。
実はとても珍しいケースです。
オリーブの花が咲きます。この時期花粉がすごく飛ぶ。車の上に黄色く積もるほど。
小さな実が付きます。オリーブは育つのが遅い果樹。これからゆっくりとオイルを溜めこみながら育っていきます。
いよいよ収穫が始まります。この時期に収穫するのは、フレッシュな味わいに仕上げるためのオリーブで、完熟前の美しい緑色の実。オイルの色も綺麗なグリーンになります。この実から造られたオイルは、バナナやリンゴを思わせるフレッシュな香りと渋みがあります。
完熟して美しい紫色になったオリーブの実を収穫する時期。香ばしいアーモンドを思わせる香り、トマトやハーブの香り、とも表現されます。色は美しいイエローゴールド。ボリューム感がある、ジューシーでリッチな味わいが魅力です。
インマの楽しみは、この収穫時期に作った搾りたてオイルとトーストの朝ごはん。
オリーブ農園の中でこの朝食を食べるのが、人生の幸せな瞬間なんだとか。
実を取るために樹を揺らす。その樹の下には、大きな布が広げられており、ちょうど樹を軸にして雨傘のような形で布が広がる。
ハンモックのようになったこの布の上にオリーブが落ちてきて、布ごと収穫。
※一般的な収穫は、ブラシのようなもので樹をたたき、実を落としたあとほうきのようなもので掃いて集める、という方法。
この方法だと、実に傷がつくリスクがある(そして実が酸化)のと、実が地に落ちるため、土が付く。
破砕前に洗浄⇒乾燥する必要があるため、オイルにするまでに時間がかかる=品質劣化につながる。
鮮度最優先!収穫した果実は、本当にすぐ絞る!!
基本的に、実はすべてオーガニック。
農薬等化学性物質は一切使用していません。
直接布に落としたオリーブの実は、混じった小枝や葉っぱを取り除くだけで、水洗い等は一切しません。これをコーヒーミルのような破砕機に入れてジュースにします。
※オリーブオイルは仕上げるスピードが命です。
アルバオリーバでは、農園のそばに工場があって、しかも上の方法で収穫⇒洗わず破砕出来るため、他の農園に比べオイルに仕上げるまでのスピードが速いのが特徴。
破砕してジュースにした後、20度以下を維持した状態で使用できる遠心分離機にいれ、オイルとオイル以外のものを分けます。
分けたオイルは、それぞれ味をチェック、畑の位置、収穫時期、時間等細かいデータを付けてタンクに保管します。
インマこだわりのブレンドで仕上げる
品種ごとに、収穫時期によって色も味わいも異なるオイル、収穫された場所、それぞれがインマさんの素材となります。さらに、エキストラバージンオイルの基準となる、酸度は0.8以下。ハーモニーの取れた味わいを追求するために、酸度0.1〜0.8のオイルを揃え、そこから最適な味になるようにブレンド。ただ酸度が低いから高品質というわけではなく、この絶妙なブレンドが重要なのです。
アルヴァオリーヴァの酸度は0.5。
ピクアル | Picual
乾燥した土地にも強い、野生的な品種。
しっかり作ったものなら、オイルの寿命を3年まで伸ばすことが
できるほど。アーモンドの風味。
若いころには華やかな香りと苦みと辛みを感じる。
オレイン酸など抗酸化作用を持つ成分を多く
含んでいるので、安定性のあるオイルが出来あがります!
この品種は、オレイン酸含有量が非常に多く、逆に摂り過ぎるとよくないとされる
リノール酸が少ない健康志向の方にピッタリのオリーブ品種なんです!
もちろん味わいや香りもとても強いスパイシーなタイプで、他のオリーブの中でも風味の強いオイルを造ることができる品種です。
アルベキーナ | Arbequina
北部、カタルーニャの方でよく使用される品種。
青リンゴを思わせる爽やかな香り、フルーティで甘みのある味わい。
繊細な品種のため、アルベキーナ単体では7カ月しか味が持続しない。
ピクァルの持ち味を生かすため、超低収量!
因みに、オレイコラ・アルヴァレスでは、アルベキーナ種が平均的な植え方で1ヘクタールあたり300本植えられているのに対し、ピクァル種は80本しか植えていません。ピクァルの風味を最大限に引き出すため、あえてこのような仕立てに。
スパイシーな味わいと抗酸化力が強いピクァル種、まろやかでフルーティな香りのアルベッキーナ種を絶妙にブレンドすることで、味わいは3年以上持続するようになり、香りや味に深みが現れ、余韻も長くなります。