メゾン・ヴーヴ・アンバルはブルゴーニュの中心地で設立されました。マリー・アンバルは、あるパリ在住の銀行家と結婚し、パリで暮らしていました。しかし、夫と死別してから故郷のRully、兄が継いでいた実家に戻ります。 兄はブルゴーニュワインのワイナリーオーナー、そしてネゴシアンとして、会社を経営していました。

この時代は、ちょうどシャンパーニュ式のスパークリングワインの製造方法が確立されたころでした。マリーはこの新しいワインに魅力を感じ、1898年に自身の、スパークリングワインに特化したワイナリーを設立しました。
最初は赤白のシャンパン製法で作ったスパークリングワインから造り始め、そのブルゴーニュでは珍しいスタイルが評判になり始めます。 1929年マリー・アンバルが亡くなり、その運営は孫のシャルル・ルー・アンバルに引き継がれました。

現在の当主はエリック・ピフォー、彼はシャルル・ルーの孫に当たります。 今では醸造施設、会社共にボーヌに移設され、「クレマン・ド・ブルゴーニュの元祖」として地元でも広く知られています。

フランス白ぶどう品種として、辛口白ワイン造りに人気のソーヴィニョン・ブラン種は柑橘類やパッションフルーツを思わせるフレッシュな香り、爽やかすっきりな味わいが人気の葡萄品種です。

ボルドーでは白ワインの主役を張り、あの「オーブリオン・ブラン」を始めとする最高の白ワインを作り上げる品種、ソーヴィニョン・ブラン。

ハーブ、グレープフルーツなどの柑橘系、パッションフルーツ…豊かなアロマと切れのある酸味から素晴らしい白ワインを生み出す、国際的に人気の高い白ブドウ品種です。

詳しい人なら、驚かずにはいられません！

なぜなら・・・白ワイン品種として有名なわりに、スパークリングワインでソーヴィニョン・ブランというのはなかなか目にしないのです。

新しい試みに積極的なニュージーランドや南アフリカなら造っていても、フランス産は、素晴らしい白ワインが目白押しだからかそうそう見つけられません。

それだけに、見つけた時の驚きはひとしおです！


辛口の王道、
ソーヴィニヨン・ブランのスパークリングは、
まさに「あったらいいな」というスパークリング!!

特にワイン好きが集まるパーティに持っていけば
注目されること間違いありません！