MASACHS
マサックス
スペイン中のワインが集まると言われる一大見本市「FENAVIN」(フェナヴィン)
ここで出会ったのが半年がかりで輸入にこぎつけた生産者マサックスです!
おじいさんの代からぶどう栽培に携わり始め、今では地元カタルーニャ、さらに世界各国で引っ張りダコの、強いこだわりがある職人的生産者。
このマサックスは、品質にこだわるだけでなく、クライアントに合わせて最適なアレンジをしてくれるというフットワークの良さが注目され、今人気上昇中の生産者。
「ここ、カタルーニャは魚介料理をよく食べる。地中海ダイエット※に合わせて、私たちのワインは
赤も白も食事中に飲んで美味しいことを重視して作っているんだ。
白は魚介料理に合わせて、赤なら肉料理はもちろん、魚介でも美味しく合わせられるよ。」
※地中海ダイエットとは、いわゆる痩せるためのダイエットではなく、「健康的な体型になるための食事療法または食事そのもの」を指します。
地中海地域で一般的な食事スタイルは、健康面で見ればとても理想的。また、四季がある国では、季節に合わせて楽しみながら食事をとる、という事も大切なポイントの一つ。(日本でも、旬のものほど、美味しくて栄養価が高いですよね。)
旬のものを食べる、肉料理より野菜や果物、魚介料理を食べる、そんな地中海の食文化はどこか日本とも通じますね。旬を活かしたスペイン料理、イタリア料理に合わせるもよし、同じく旬の和食に合わせて楽しむもよし、
まさに和洋織り交ぜ、幅広く使えてすいすい飲めるのが「マサックス」のワインの魅力。
飲んで、食べて、とテンポ良く食事が進みます!!
地中海ダイエットに欠かせないオリーブオイルはコチラ
赤ワインはパスタやパエリア、
お肉の脂を併せてさっぱり食べたい、そんなラフテーなどの
沖縄料理なんかと合わせても美味しそうです。
白ワインは、前菜から肉料理まで、
和食にも相性◎!食卓に乗せたい白ワイン。
魚介料理全般、お出汁で調理した繊細な料理ともよく合いそうです。
しかし、スペイン国内はじめアメリカで人気上昇中のマサックス。
現時点では肝心の在庫があまりない、とのこと・・・
「2012年は収穫が非常に厳しかったから、
今の顧客に販売する分で手いっぱいなんだ。しかし、2013年の結果次第で、たぶん君たちへ販売できる分が決まると思う」
場所はスペインのカタルーニャ州、ペネデス地方。
州都のバルセロナから南に下った場所にあります。
スパークリングワイン「カヴァ」造りのメッカとも言える場所で、スペインを代表する主だったカヴァ生産者はほぼこのペネデスに本拠地を置いています。
ちなみに、バルセロナやこのペネデス、実は緯度だけ見れば北海道の函館とほぼ同じ、日本なら北国ですね。
しかし実際のペネデスは地中海の息吹を感じる温暖なエリアです。
北西のモンセラート山が冷たい北風を防いでくれるおかげで、年間を通じて過ごしやすい場所です。
このペネデスはワイン造りに非常に適した土地です。
年間の降水量は525mm、特にマサックスが畑を所有するモンサーラ地域は他の果物は難しい環境ですが、ワイン造りに関してはまさに天国とも言える場所。
畑の収穫は年々良くなり、品質も上昇しています。
マサックスの畑は、バルセロナから南におよそ40キロの位置にあり、広さはおよそ42ヘクタール。
そしてその畑のすぐ近くにセラーもあります。
ぶどう栽培から始め徐々にスペインの人々の心をつかんできたたたき上げの職人チームが、このマサックスです。
カヴァ人気が高まる中、多くの造り手が葡萄を購入してカヴァを生産するようになったのに比べて、このマサックスは頑なに「葡萄の手入れ」からこだわる生産者。
そんな職人気質と、若いチームならではのフットワークの良さ、「うちのレストランの味に合わせてこんなワインにして欲しい」「この国ではこんな味の方が好まれる」そんな要望にもスピーディに応えてくれる所が人気を集める理由です。
20世紀半ばころ、マサックス家はスペイン東部のカヴァで有名な地域、ヴィラフランカ・デル・ペネデスにおいて葡萄栽培を始めたました。スペインのワインの中でも最も人気のスパークリングワイン、
「カヴァ」を作ることでよく知られる産地です。
ジョセップ・マサックス氏は子供のころから葡萄栽培に興味を持ち始めました。
その後、ワインとカヴァを作ることに生涯を賭けようと決心した彼は、葡萄栽培家から一念発起、それから10年とたたずに同じ意思を持つ友人たちと共同で「カヴァ・マサックス」を立ち上げます。
好きで始めたものだからでしょう、職人的なこだわりを持って
品質改良にあたり、徐々に名声を得て行きました。