お手軽に遊べるクニツィアの名作が復刻
ペンギンは頂点まで登りつめることができるのか!?
ボードゲーム界の鬼才ライナークニツィアが2008年に手がけたペンギンパーティは、以前国内にてアレンジされ【さるやま】として人気を博していましたが…ゲームの面白さはそのままに、デザインも新たに日本語版ペンギンパーティとしてリメイクされました。
ルールはとってもシンプル!ルールに従って、手持ちのペンギンカードを並べていくだけです(トランプの七並べのイメージ)。
手札を全て置ききることが出来れば良いのですが、手元にカードが残ってしまうとマイナス点になり、ペンギンたちの嫌いなシャチがやってきてしまいます…うまくカードをつなげていくと、綺麗なピラミッド型になります。
●ゲームの準備
3人?5人でプレイする場合、まずペンギンカードをプレイヤーに全て配ります(5人の場合のみ1枚余るので、場のはじめのカードとします)。
2人の場合は、手札として14枚ずつ配り残りは使用しません、伏せたまま隅に置いておいてください。
シャチチップはまとめて脇に置いておきます。このチップは黄色1点・赤5点のマイナス点として、各ラウンドにて使用します。
準備ができたらゲームスタート!
●ゲームの手順
一番下の段は8枚までの並び、その上の段は7枚まで、そのまた上は6枚…と、ピラミッド型になるようカードを置いていきます。
(2人でプレイする場合は、一番下の段が7枚で進めてください)
1段目に置くカードは何色でも構いません。8枚並ぶまでであれば、左右どちらにくっつけて出してもOKです。
ただし必ず隣にくっつくように出しましょう。
2段目以降は、出せる色が限定されるので要注意!
その下にある2枚のカードの、どちらか一方と同じ色のカードしか置く(斜め上に)ことができません。
例えば、下に<赤><緑><青>のカードが並んでいた場合、その上段には赤か緑、又は青のカードを置く…という具合に、出せるカードの色が限定されていきます。

下の段が全て埋まっていなくても2枚の隣り合ったカードの上に、カードを出すことは可能です。
そのため、ゲームの中盤で、真ん中が谷のような状態になったり、左右どちらか片方ばかりピラミッドが進んでいくということもあります。

順番にカードを出していき、自分の手札から出せる色がなくなったら、そのプレイヤーは脱落となり、手元に残った枚数分をマイナス点として
シャチチップを受け取ります(そのラウンドには参加できません)、ペンギンピラミッドの行く末を見守っていてください。
もし脱落することなく、手札を最後まで出し切ることができれば、ご褒美として手元のシャチチップを2点分返すことができますよ!

プレイヤー全員が脱落するか、手札を出し切ったところで、1ラウンド終了。
手持ちのシャチチップは持ってまま、新たにカードを配りなおし2ラウンド目を楽しんでください。
参加人数分のラウンドを行い、シャチチップ(マイナス点)が少ない人の勝ちとなります!
■ゲームのポイント
上段に行くにつれ、どんどんカードの出せる色が絞られていくので、手札にある色のバランスをよく考えて出していく必要があり、自分の思惑と他プレイヤーの思惑がモドカシイ(笑)。
他プレイヤーのカードの出し方から、持っていそうな色を予想して邪魔をしてみたり、思惑がつぶされ、2段目や3段目でもう出せない色がある…なんて状況もおこり、ハラハラドキドキのパーティーに最適なお手軽ゲームです。
ルールは至ってシンプルなので、サクッと説明をしてすぐ楽しめますよ。