

そのまま食卓にド〜ンと置いてもさまになるんです!
子供の頃、母はよくすり鉢で和え物を作ってくれました。
すり鉢で作った「ゴマあえ」なんて面倒くさいと思っていました。
洗い物は増えるし、手間もかかるし・・・・。
でも、このすり鉢にめぐりあい、作ってみたら考えが変わったんです。
ゴマを煎って、煎るのも弱火じゃないと焦がしてしまうから、ゆっくりとゆすりながら煎ると
ゴマのいい香りがして、一粒一粒が跳ねてきます。
ゴマが「美味しくな〜れ」という合図をくれたみたい!
このくらいですり鉢に入れ、すりこぎでゴリゴリ♪
ついするのが楽しくてゴマを全部つぶしそうになってしまうけれど
レシピをみると、「ゴマは半分位つぶれるまで・・・」と書いてあり、慌ててストップ!
味付けは、醤油とお砂糖とみりんで、分量は私の舌味(笑)
まずは定番のほうれん草をゆでて、これからがクライマックス!
すり鉢の中でまぜまぜです。
普通だったら器に盛り付けますが、このすり鉢は食器としても使えるよう。
人間で言うと外出するときの身だしなみみたいに、お化粧してちょっとよそ行きに
焼物のお化粧、流しがけ模様と糠白釉でおしゃれに造ってあるから
そのまま食卓にド〜ンと置いてもさまになるんです!
必要な手間はかけて、その分、省いても心地よいところは思い切って省いて。
ゴマの香ばしい香りにさそわれ、家族が美味しそうに食べてくれる♪
ひと手間かけた分、愛情も伝わったようで嬉しい瞬間が味わえたんです。
□すり鉢(大)

□すり鉢(中)

□すり鉢(小)

フードプロセッサーを使うと便利だけれど、
一度このすり鉢でゴマをすってみて下さい!
しゃりっしゃりっという音を聞きながらすりこぎを回し、
するほどに立ち上がる香り。
すりこぎを通して伝わる手の感触・・・。
無心にすっていると、気持ちが落ち着き、
しみじみとした幸福感が湧き上がって来るんです。
くろいボディーとしのぎの様子

しっとりとした光沢があるんです。
見ていると吸い込まれそうな美しさです。



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