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「お知らせ」とは



「多くの人を笑顔にするチョコレートが、実は作れば作るほど、原産国の人を苦しめるものだったなんて。」
2007年。過酷な労働状況のなか学校へも行けず、家族のために懸命に働く子どもたちの姿を見て、「何かできることはないのか」と、わたしたちはフェアトレードチョコレートの導入を決意しました。
商品価格が上がってしまうにも関わらず、多くのお客様に理解していただき、遂には100%フェアトレードチョコレート導入、そしてその後もさまざまなチャリティイベントを実施することができました。
こうして活動をしてこれたのも、全てはお客様のご協力があってできたことです。
たくさんの方々に感謝の気持ちを込めまして、ここに27年度の活動報告をさせていただきます。

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―MENU―
  • Next Smileプロジェクトって?
  • 27年度の活動報告
  • 学校が完成するまで
  • 完成披露セレモニー
  • ………………………………………………

    ガーナの子どもたちの為に、
    学校を建てます。


    私たちの大好きな甘く美味しいチョコレート。だけど、原材料を作る西アフリカのカカオ農園の子どもたちは、チョコレートの味を知りません。
    安い賃金、過酷な労働…。
    学校へも行けず、読み書きができないために、誰もが持っているはずの「人権」すら知らずに働いている子どもが、現在およそ28万人いるとも言われています。
    そんな子どもたちのために、学校を建てたい。そんな想いから始まったのが、このプロジェクトです。

    そして、学校建設に向けて「これからの笑顔〜Next Smile〜」プロジェクトと名前を改め、活動を開始しました。
    大きな柱として始まったのが、当店の代表菓子"ショーコラ"の訳ありオークション。毎週たくさんのお客様に参加していただき、そして季節に合わせたその他のチャリティイベントも合わせ、遂に学校建設へと進むことができました。
    2015年には、長年の夢だった学校が完成。セレモニーへ招待されるという素晴らしい出来事もありました。詳しくは、 完成披露セレモニー>> をご覧いただければと思います。


    27年度の活動は主に4つ。
    2016年はバレンタインデーとホワイトデーに新しく"1 choco, 1 loveプロジェクト"を実施しました。
    今年のバレンタインテーマ「オリジン」は、原点に帰るという意味のもと、
    チョコレートの源であるカカオを使ったさまざまなスイーツを販売しました。
    1 choco, 1 loveプロジェクトでは、そんなオリジンシリーズの売上1%を寄付金に当てるというもの。

    バレンタイン・ホワイトデーに初めてバニラビーンズを利用して下さった方にも、
    このオリジンシリーズのお菓子を通して、原産国の支援活動に繋がっています。

    そして、活動の1番おおきな柱はこちら。


    2008年から2015年まで

    製造途中でどうしても出てしまう割れ・欠けのショーコラ。
    味はとっても美味しいけれど、どうしても出てしまうショーコラを週に1回オークションする、
    というのが当店のチャリティオークションです。

    2008年から回数を重ね、この春390回へ突入しました。


    そして開始当初から行っていた、レンガの刻印。
    第一目標だった学校建設へ向けて、オークションで落札して方の名前がレンガに刻印され、積み重なっていくというモノ。
    390回を超えるオークションを経て、2015年にはガーナに学校を建てることができました。

    およそ500万円を出資して完成した、ガーナの学校建設。
    目標金額に至るまでオークションに参加して下さいましたお客様のお名前は、レンガの刻印に変わって、ひとつの額縁を作らせていただきました。
    落札者さまひとりひとりのお名前が載った額縁。
    まさにあのレンガが1枚の壁となり、学校となり、いま子どもたちは学校へ通うことができています。



    27年度の報告は、以上です。

    学校は完成しましたが、これからも私達の活動は続いていきます。

    どうぞ今後も、優しくも見守っていただければと思います。


    Vanillabeans 2016.4.1