衣類への汚れ再付着実験
汚れが布に付着しないのはなぜ?
その答えはずばり「極性」にあります。
この実験で再付着防止剤と呼ばれている、多孔質構造物質と繊維(布)は「マイナス」に帯電する性質があります。
一方、水中のインク(汚れ)はその逆の「プラス」に帯電します。
本来、繊維(-)とインク(+)は極性が違うため、引かれ合うのですが、多孔質構造物質(-)の入った水の中に、インク(+)を入れると、多孔質構造物質(-)がインク(+)を吸い寄せ取り囲み始めます。
その結果、多孔質構造物質の「マイナス」に取り囲まれたインクは、「マイナス」の繊維と反発し合い付着しなくなるのです。
この実験のように、再付着防止剤だけを用いて効果を出すなら、お洗濯30ℓに対して3000ml(水量の10%)の投入が必要となりますが、洗剤に入っている再付着防止剤の量は、わずか1%未満。お洗濯30ℓに対して0.05ml未満。
3000mlで効果が出るものを、その1/60,000(6万分の1)の量で効果を発揮させるようにした!
これが新しい「海へ…Step」の力なのです!