超音波霧化ユニット販売に関して(加湿・微粒化)
本多電子グループの超音波霧化ユニットは、「超音波霧化技術を使って空間に虹を出したい!」というロマン(レインボープロジェクト)からスタートしています。
水を微粒化し空間に噴霧するため、自社開発の超音波霧化装置組込用として開発されたユニットが超音波霧化ユニットになります。
特注装置を依頼される企業や、大学の研究部門から、霧を作り出す微粒化ユニットだけを販売して欲しいと要望があり、
H10年(1998年)8月1日にユニットだけの外販を開始しました。
1個から購入でき、試作・実験が出来る為、長年、各方面でご利用頂いています。
■HMCシリーズとの違い
・電流値が下がります。
・霧化能力が減少します。
・発振回路部品がチップ化になりました
・取り付けネジが、M3,M4対応からM3のみとなります。
・振動子斜めタイプが無くなります。
尚、本製品は本多電子では販売しない為、当社からの直接販売のみとなります。
超音波霧化ユニットとは、液体に高周波の超音波を与えることで、水の分子が加速し水柱が立ち上がります。
水柱の先端付近で耐え切れなくなった液体が微粒化し霧状になります。
この現象を利用して、液体を微粒化する装置に組み込むことを想定した超音波振動子と振動子を駆動する発振器をセットした商品です。
※霧が出来る瞬間の写真は、本多電子サイト内をご覧下さい。
ミスト発生装置例
※霧を発生させる超音波霧化器をお求めの方はこちら
■超音波霧化ユニット JMU-30A01構成品
・超音波振動子+パッキン+振動子おさえ(写真左側)
・発振基板(写真中央前)
・2.4MHzホーン(写真中央後)
・電源コード(赤黒)、フロート用コード(青青)(写真右側)本製品は、当社が販売する超音波霧化器JMシリーズの霧化ユニットを販売しています。
今回、ユニット販売をするにあたり、特注対応していた3.0MHzをラインナップに入れました。
霧化粒子径を測定した結果、従来品(2.4MHz)よりも細かい粒が出ている事が下記グラフからわかります。
※本多電子が販売を行っていた、HMシリーズ(HM1630/HM2412/HM2412C)、
HMCシリーズ(HM-2400/HM-2401)とは類似性はありますが、 霧化量が少ないため互換性はありません。
従来品(HM-2400/HM-2401)をご利用のお客様は、2022年8月31日が最終注文日となっていますので、
最終ロットのご手配をお願い致します。
※超音波霧化器JMシリーズの変更に伴い、仕様・外観が予告なく変更する可能性があります。
※当社超音波霧化器JM-200ケースに入れ、ユニットを変えた時の、粒子径をプロットしたグラフになります。
詳細の測定データに関しては外部提供しておりませんが、周波数により粒子径が変わる事がこのグラフからわかります