原材料のお米について
一8000枚以上の棚田
メモリザでは、この度岡山県美作市のお米も使用させていただく運びとなりました。
引き続きマイセン様のお米も使用させていただいております。
岡山県美作市にある上山地区。 NPO法人英田上山棚田団
こちらにはかつて約8300枚もの棚田が広かっていたと言われてます。
今ではその大半が耕作放棄地となっていますが、2007年ごろから棚田の再生
を志す人たちが現れ、今ではたくさんの人たちが移住してきて棚田の再生を軸
に、新たな里山モデルが構築されつつあります。
縁あって上山の方と繋がり、メモリザの原材料のお米として使用させていただ
くこととなりました。
トラクターも入らないような小さな田んぼや、曲がりくねった形の田んぼもあ
り、それぞれ個性豊かな田んぼが斜面に連なっています。
一透明性
メモリザが大事にしているのは透明性であり、顔の見える商品をお客様へお届
けすることです。ブランドや安全性ももちろん大事ですが、それよりも「誰
が」作っているかということを大切にしています。
農家の方、そして我々が住むこの地球に対して、経済的にも環境的にも持続可
能な発展をしていくために、少しでもベターな選択をしていけるように心がけ
ていきます。こちらのお米は減農薬で生産されています。
(田植え時と田植え後1週間以内に計2回(2種)使用しています。)
※2019年度産のお米は残留農薬が不検出でした。
※当然ですが、検査に出したお米は収穫されたお米の一部であり、収穫される
すべてのお米の残留農薬が不検出であるという保証はありません。
一棚田だけでない魅力
棚田の再生の中で、開墾して出現した古民家を再生してカフェを始めたり、棚
田の魅力に惹かれて、多種多様な業種の人たちが移り住んできて活気のある集
落となっています。田んぼの稲を食べてしまう、鹿を捕まえて、革製品にした
り、お米を収穫した後の稲わらで鍋敷きを作ったり。その地域の特性を生かし
て様々な挑戦をつづける上山地区の人々。その魅力に惹かれ、メモリザでもぜ
ひこちらのお米を使ってみたいと思いました。
船越 |