酢飯を作るとき、レシピの分量通りに酢を入れたのに、べちゃっとして美味しく作れなかったという経験がある人のお話を聞くと、多く場合、金属やプラスチック製のボールを飯台の代用にしています。
飯台の一番の役目は、余分な水分や寿司酢を吸収してくれる点です。さわら材には調湿機能があり、木質が余分な水分を吸い取り、酢加減をちょうど良い塩梅にしてくれるのです。
また、底が広く平らなので、寿司酢が満遍なくご飯全体に行き渡り、さらにうちわで仰いで余分な水分や粗熱を素早く飛ばすことができ、ベタつかず程よい歯ごたえのある、ツヤツヤの美味しい酢飯に仕上げることができます。
ご飯の粗熱を取りながらふりかけ混ぜごはんをつくることができるから、お弁当作りにも活躍します。