古くから紹興酒造りに携わる人たちにおける常識として密かに知られている、東西における紹興酒の風格の違い。
西路紹興酒は濃厚甘口に対し、東路はさっぱり辛口。女児紅はその東路における最大の紹興酒蔵。黄中皇同様にかつての六大紹興酒に数えられた銘ブランドです。
女児紅は多くの中華料理店で見かけることができ、日本でも親しまれている紹興酒の一つといえるでしょう。ただ、ほとんどは丸いボトルの5年物です。こちらの10年物はさらに旨味が深くなりつつもキレのあるすっきりさで、紹興酒の本物のおいしさを教えてくれる逸品です。