SBSとは・・・
1994年にガット(現WTO)ウルグアイ・ラウンド農業合意に基づき、日本は
国際社会より最小限の米穀の輸入を義務付けられる(ミニアムアクセス)ことになり
1995年より輸入が行われることとなった。
年間約77万トン(玄米ベース)輸入されており、そのうち、輸入業者と買受業者が
連名で売買同時入札行う方式のものをSBS入札と呼び、約10万トン(砕精米も含む)
がこの方式で輸入されている。SBS入札は、通常、年に4回入札が行われ、
各回契約数量は25,000トン。
1)国家貿易(ミニアムアクセス米)
一般輸入米穀(MA米)
特別輸入米穀(SBS米)
2)民間貿易
関税341円/kg
ポジティブリスト制度のもと、約600項目の安全性検査やその他各種検査を通して
その安全性には万全を期しています。
安全性検査
積地検査・・・・・・287項目の残留農薬検査
船積時検査・・・・313項目の残留農薬/重金属/カビ毒検査
その他検査
Btたんぱく質検査・・・・中国産米のみ
LLRice検査・・・・・・・・・米国産のみ
真菌検査・・・・・・・・・・・全産地
本邦到着時検査
植物防疫・・・・・・有害中が含まれていないかの検査
厚生労働省(検疫所)検査・・・・残留農薬検査
農産物検査・・・・指定検査機関により品位や成分の検査
検量検査・・・・・・入港し貨物の重量等を量る検査
【飲料用水を水田に使用し、農薬の使用も少ないお米】
広大な栽培地のサクラメント平野は、乾燥気候のため農薬の使用量が少なく、
水田に使われている水は飲料水としても利用されているほど安全なものです。
【輸入米の流通の仕組について】
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