ラブラドライトの種類
美しい輝きを放つラブラドライトですが、フィンランドのユレマ地方で産出したラブラドライトのみ、「スペクトロライト」と呼ばれています。
通常のラブラドライトとは違い、非常にはっきりとした輝きを放つ希少石です。
鉱物としては同じラブラドライトですが、その鮮明さはユレマ産特有の輝きとなります。
また、ラブラドライトのカラーについては、グレー(地色)、ブラック(地色)、ブルー、グリーン、ピンク、パープルなどがあり、その中でもピンクカラーのラブラドライトはラブラドレッセンスの中でも中々見る事の出来ないカラーの為、希少価値の高い逸品となっています。
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ホワイトラブラドライトとは
ホワイトラブラドライトは、地色が透明〜白色のラブラドライトで、ムーンストーンにかなりそっくりな見た目をしている為、「レインボームーンストーン」や「ブルームーンストーン」という名称で販売されています。鉱物としては間違いなくラブラドライトです。
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ラブラドライトアンデシンとは
アンデシンとはラブラドライトやムーンストーンと同じく長石グループに属する鉱物で、和名を中性長石と言います。
ラブラドライトの成分とアンデシンの成分は隣接しており、見た目はラブラドライトだけど鑑別した結果、成分としてはアンデシンだったという事があります。
逆にアンデシンの見た目でラブラドライトという事も当然ある為、販売する側が悩んだ末に着けた名前なのだと思われます。
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ラブラドライトとムーンストーンの違い
ラブラドライトは長石グループの中でも、斜長石に含まれる長石の変種です。
ムーンストーンはと言うと、アルカリ長石に含まれる変種で、名称の「ムーンストーン」は宝石名になります。
鉱物としては「オーソクレース(正長石)」と「アルバイト(曹長石)」が交互に層になっている、同じ長石グループに属する別の鉱物となります。
先の説明でラブラドライトがブルームーンストーンという名称で販売されていると説明しましたが、青いシラーが美しいアルカリ長石系列のブルームーンストーンもあり、見た目で名前が付けられることが多い長石グループの石たちは、名称のせいもあってかなりややこしい存在となっています。
ちなみに、米国宝石協会ではオーソクレース系の宝石のみを正当なムーンストーンとしています。
見た目で判断する方法を説明されている方もいますが、長石グループに関しては少しの成分の違いで見た目とは裏腹に別の鉱物だった、という事もある為、気になる方は鑑別をおすすめします。
ラブラドライトの偽物と本物の見分け方
ラブラドライトの独特の輝きは人工的に作る事が難しいため、偽物は基本的には無いとされます。
あの輝きを人工的に作るのは容易ではなく、またコストも掛かる為、販売する側としてはメリットが無いのです。
どうしても気になるという方は、鑑別の依頼をするのが一番確かな方法です。
ラブラドライトのお手入れの方法
ラブラドライトはモース硬度6〜6.5の鉱物です。
衝撃や圧力に弱いので、お手入れの際は柔らかい布で優しくふき取ると良いでしょう。
水洗いも特に問題ありません。
ラブラドライトの浄化方法
ラブラドライトの消化方法としては、月光浴・セージ・流水での浄化が適しています。
ただし、流水の場合は長時間水にさらさないようにご注意ください。
また、塩や太陽光による浄化は石を傷める可能性がある為、オススメしていません。
| 太陽光 |
月光浴 |
流水 |
セージ |
塩 |
| × |
◎ |
〇 |
◎ |
× |
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