「ロマネ・コンティ」世界で最も有名な赤ワインであるのに口にした人が一握りという神話のようなワイン。その奇跡のワインが出来る畑を所有しているのが Domaine de la Romanée-Conti。略してDRCです。フランスのブルゴーニュ地方。「黄金の丘」の意味があるコート・ドール地区のヴォーヌ・ロマネ村にあります。神話の始まりはやはり修道院から始まりました。1131年、丘の上にあったロマネ・サン・ヴィヴァン修道院にブルゴーニュ公によりフラジェ村とヴォーヌ村の全てが寄進されました。その後、所有者が転々。1760年にロマネの畑がコンティ公に売却。彼は自分の為だけに「ロマネ・コンティ」と名付け一切、世に出なくなりました。が、1789年にフランス革命。1794年に競売。
1912年に現在の当主オベール・ド・ヴィレーヌの祖父がドメーヌ元詰めを開始し、DRCを商標登録しました。1942年に経営難に陥り現在の当主アンリ・フレデリック・ロックの叔母であるラルー・ビース・ルロワの父と共同経営に。2008年には最強の有機栽培のビオディナミを開始。モノポール(単独所有)の「ロマネ・コンティ」「ラー・ターシュ」や白ワインの最高峰「モンラッシェ」などを最上のテロワール、至高の品種、最高の造り手で造り出す。ラベルには当主二人のサインと瓶詰め本数と瓶詰めの通し番号が入ります。