ワインディングマシーンは、自動巻き腕時計を「使いたいときに、すぐに使える状態にしておくアイテム」として、とても人気のある商品です。
大切な自動巻き腕時計をずっと大切に使用したい・・・
そんな想いを胸にワインディングマシーンを愛用していらっしゃるオーナー様は大勢いらっしゃることでしょう。
しかしながら、ワインディングマシーンには寿命があります。
もし、今、ワインディングマシーンの買い替えを考えていらっしゃるのでしたら、ぜひT-SELECTIONSのワインディングマシーンをご検討ください。
埃から腕時計を守るためにも時計ケースとしても使っていただけたらと思います。
ワインディングマシーンを使用した巻き上げについて
ワインディングマシーンによる時計のゼンマイ巻き上げの仕組みは、回転によってゼンマイを巻き上げているものではなく、回転によって腕時計内の振り子を振動させることでゼンマイを巻き上げるものとなっております。
ですので、ゼンマイを巻き上げたい時計の状態(時計を購入してからの年数、過去のオーバーホールの状態や有無 等)により、ワインディングマシーンにマウントしたからといって、必ずしもゼンマイが巻き上がるとは限りません。
もし、ゼンマイの巻き上げ自体にご不安があるようでしたら、信頼できる時計店へご相談されるといいでしょう。
T-SELECTIONS 2本巻きワインディングマシーン [ 商品型番:T005120 ]
主流のワインディングマシーンのそのほとんどが「ゴム駆動」であるのに対し、T-SELECTIONSのワインディングマシーンは「ギア駆動」を採用しています。
ギア駆動といえば、かつては「モーター音が気になる」「ギア部分にホコリがたまり、ギア鳴りが気になる」といったネガティブなイメージが付きまとっていました。
しかし、T-SELECTIONSのワインディングマシーンではそのような不安は払拭されています。
まず、ギア部分は埃が入り込まないようにボックス化されており、さらにモーターをボックスに直結することで駆動音を大幅にカット!
従来のゴム駆動のワインディングマシーンであれば、半年〜1年程度でゴムが劣化して切れてしまうのに対し、ギア駆動のワインディングマシーンはモーターに不具合が起きない限り動き続けます。
心臓部は[マブチモーター社製モーター]を搭載。
ワインディングマシーンの心臓部であるモーターは小型モーターに特化し、その名も知られる【マブチモーター社製】。
その性能と信頼性はハイクラスを求める自動巻き腕時計オーナー様に安心をもたらすでしょう。
回転モード
時計回り、反時計回り、時計回りと反時計回りを交互に繰り返す、3つの回転モードを搭載。
腕時計により巻き方向が決まっていることがあります。腕時計の説明書をよくお確かめの上、回転モードを設定してください。
タイムコントロール
ゼンマイの巻き上げに必要な回転数を設定できます。本商品では4パターンから選択できます。
【Aモード】1日 650回転 [50回転して停止]を13回繰り返します。
【Bモード】1日 900回転 [50回転して停止]を18回繰り返します。
【Cモード】1日1200回転 [50回転して停止]を24回繰り返します。
【Dモード】1日1500回転 [50回転して停止]を30回繰り返します。
もし、巻き上げ量が足りないと感じたら
例えば、お持ちの時計の必要巻き上げ数が900の場合、説明書どおり【Bモード】をセットすると思います。
ですが、時計の状態により【Bモード】で巻き上げ量が足りず、時計が止まってしまうようでしたら、それより回転数の多い【Cモード】や【Dモード】に設定し直してみてください。(この時、特に回転方向が決まっていなければ、回転モードを左右交互回転へセットしなおして、回転数の多いモードに設定してみてもいいでしょう。)
左右の回転速度の違いについて
左右の回転速度の違いについて 当商品の右側ワインディング機構と左側ワインディング機構は、モーター・ギアともに完全に独立したマシーンになります。
従来のワインディングマシーンは、モーターが1つでベルトやギヤを使い回転機構を複数回すモデルが多かったので、左右回転に差が出ることはあまりなかったのですが、当機構は駆動ユニットは左右完全独立していますので、内部に駆動モーターおよび駆動ギアは駆動ユニットごとに1つずつ、合計2ユニット実装されております。
内部のモーターは、マブチモーター社が設定する厳しい動力基準に合格したモーターを使っていますが、その動力基準自体に多少の幅があります。
その基準の幅がモーターの個体差になり、左右の回転速度に差が生まれてしまいます。
こちらは、故障ではなく、個体性能差となっております。
なお、ワインディングマシーンによる時計のゼンマイ巻上の仕組みは、回転によってゼンマイを巻き上げているものではなく、回転によって腕時計内の振り子を振動させることでゼンマイを巻き上げるものですので、回転速度の差によって、巻き上げ量の差はほとんど生じません。
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