プーリア州の伝統的なチーズです。濃厚なミルク、クリームが詰まった柔らかでフレッシュなチーズ。
そのままでも、プロシュットやトマト、オリーブ、ナッツやハーブと一緒に。もちろん、パスタ料理にも最適です。
ブッラータ(burrata)という名称はイタリア語のバター(burro)に由来します。
モッツァレラチーズを造る際に余ったチーズにクリームを加えて、それを引き延ばしたモッツァレラチーズで巾着型に包んだものが始まりと言われています。
以前はブッファラ原料が主流でしたが現在はラテ原料がほとんどです。(ご案内のブッラータも牛乳原料です)
「ブッラティーナ」は「小さいブッラータ」という意味です。「ブッラータ」はプーリア州で1930年頃に生まれました。
牛乳から作ったパスタフィラータ(繊維状のチーズ生地)系チーズの一種で、「モッツァレッラ」よりも柔らかく、繊維感がより強く感じられます。
パスタフィラータを冷やしながら糸状に細くし、たくさんまとめたものを生クリームと合わせ、「モッツァレッラ」の生地でできた巾着に入れて作ります。
その後、袋の封をしっかりと閉じて塩水に漬けます。このチーズ生地と生クリームのダブル構造により、とろけるような贅沢な食感が生み出されています。
時期を問わず1年を通じて生産されており、すべて手作業で作られる贅沢なチーズです。「ブッラティーナ」も小さな巾着の形をしており、そのまま食べられる120gサイズです。
バターや生クリームを想わせる芳醇で濃厚な香り、強い旨みと甘味、バランスのとれた酸味が特長です。