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自然の恵みと時間が育む大切なもの。
山川醸造の創業は、昭和戦時下の1943年。酒屋を営んでいた創業者が、地域の食糧不足解消に少しでも貢献したいとの思いから一念発起したことが出発点でした。以来、私たちは木桶仕込みにこだわった、たまり醤油づくり一筋に歩み続けています。時間や手間を惜しまず、丁寧に、心をこめて。
山川醸造が生み出すたまり醤油は、「おいしい」笑顔を広げるのが得意。自然の恵みと時間が育む独特の香り、うまみ、色が料理をぐっと引き立てるのです。だからこそ私たちの製品は、いつもまじめでありたい。安心できるものでありたい。そして、ワクワクするような楽しさや新しい発見にも満ちていたい。
これまでも、今も、これからも。
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1%の伝統を守る 希少な昔ながらの木桶仕込み。
木桶に棲みつく微生物の力と職人の共同作業で、大豆の発酵・熟成を促す醤油の天然醸造。かつて当たり前だったその製法による醤油生産量は今や、国内全体の醤油生産量の1%にも及びません。しかし私たちは、木桶仕込みにしか醸し出せない味わいを大切にし、伝統製法を頑なに守り続けています。
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仕込み水は100%、 長良川の伏流水を使用。山川醸造が創業以来、仕込み水として使い続けている水。それは、岐阜県郡上市の「大日ヶ岳」に源を発し、豊富な水系を誇る清流・長良川の伏流水です。「名水百選」にも選ばれた清澄でまろやかな水はいわば、過去からの贈り物。この水が当社のたまり醤油の味わいの核を形成しています。 |
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2年以上の歳月をかけて 引き出す大豆のうまみ。山川醸造のたまり醤油は、自社蔵で二夏二冬(約2年)の歳月をかけ、じっくりと発酵・熟成させます。この間に行う、木桶内部の水分を循環させるための「汲みかけ」という作業も、醤油の色つや、味わいを決める重要な要素。醤油と丁寧に向き合う時間と手間が、おいしさの違いを生み出しているのです。 |
50種類以上の商品で たまり醤油の楽しみ方を提案。たまり醤油は主に東海地方で親しまれている醤油で、全国的にはなじみの薄いものでした。このおいしさを広め、どのご家庭でも手軽に味わっていただきたいという一心で商品開発にも注力。伝統的なたまり醤油だけでなく、だし入りタイプ、たまりのぽん酢など、50種類以上のオリジナル商品を展開しています。 |
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