漁から加工までの風景
わかめの種付けをしたロープを引き上げ、船の上で一つずつ丁寧に刈ります。
湯通しすると鮮やかな緑色になりました。
その後、冷却します。
東日本大震災 3.11
宮城県石巻市、北上町十三浜は良質な
養殖わかめの漁場として広く知られていました。
2011年3月11日、わかめ漁師の養殖漁場、工場、自宅、全てが
東日本大震災の津波により全滅しました。
震災後、崖っぷちから、
若手を中心とする5つの家族が集まり立ち上げたのが
「漁業生産組合 浜人(はまんと)」でした。
十三浜の絆わかめ生産者とたまも店長との出会いは、
船橋でコーヒーショップ店長を営む梶さんを通じてでした。
梶さんは、被災地にボランティアとして入り、十三浜のわかめ生産者と出会いました。
若い生産者と支える家族たちの復興にかける熱い想いに触れ
「十三浜のわかめの生産者達の力になりたい」そう考えていました、
そして2011年12月偶々、船橋の商工会議所の冊子の表紙に
三陸リアス復興に取り組んでいる海藻専門店たまも(株式会社リアス)の記事を見て、
たまもの店長へ応援要請をして繋がることが出来ました。
海藻専門店たまも店長は強く共感し、彼らが生産するわかめを共同で商品化しました。
たまもでは全国を回りながら、十三浜のわかめを紹介し、応援しています。
十三浜のわかめ生産者と、たまも店長の取り組みが「ぐるっと千葉」で大きく紹介されました。
荒波にもまれて育つ十三浜のわかめは、肉厚でシャキシャキとした歯ごたえ。
ぜひ生産者の顔の見える、美味しい絆わかめを味わってください。