捺印性に優れたオランダ水牛を、パステルカラーでコーティング加工した『ルミネ・クルール シュクレ』。
フランス語と英語の混成語で、欧文表記では"Lumine couleur sucre"となります。（sucreのeはアクサン）
メーカーによると、華やかなイルミネーションカラーを実現すべく施策を繰り返し、オランダ水牛（白水牛角）に染色、またはコーティングしたシリーズを『ルミネ・クルール』として発売したそうです。
イルミネーションから「ルミネ」、ここにフランス語で「色」を表す「クルール」、そして特徴的なカラーを砂糖菓子やアイシングを表す「シュクレ」と掛け、『ルミネ・クルール シュクレ』が誕生しました。

もともと『ルミネ・クルール』は、オランダ水牛の地模様を活かすべく印材を染め上げる形で生まれたのですが、そのためにはオランダ水牛角は限りなく白に近いものを使う必要がありました。
ところが、白に近いオランダ水牛角は非常に珍しく、原料の安定供給が非常に困難です。欠品することもしばしばでした。
そこで生まれたのが、比較的供給数が安定している「ふ」という模様が多い通常のオランダ水牛角に、素材の色味に左右されないコーティング加工を施し『ルミネ・クルール シュクレ』です。

『シュクレ』の名の通り、砂糖掛けのお菓子（アイシング）されたようなペールカラーをラインナップしました。
各々の色名も、スイーツを連想するような「プラム」「アイスブルー」などの名前となっています。
見た目は本当にアイシング・クッキーのような色味で、特殊液でコーティングされた表面は滑らかではありつつも、アイシングのように光沢感を抑えめに仕上げてあります。
昨今流行りのペールカラーであることや、韓流アイドルグループがイメージカラーにしていることもあり、見た目からも女性にとても人気があります。

原料の「オランダ水牛」にはオランダという単語が入っていますが、実はオランダ産でも、水牛の角でもありません。
由来には諸説ありますが、元々はオーストラリアで取れた水牛の角がオランダ経由で江戸幕府に持ちこまれた経緯があり、そこから「オランダ水牛」という名が付くようになったそうです。
現在では、アフリカや南米産の畜産牛の角を素材としております。

牛の角は体毛が変化して出来たものであることから、ハダカのまま引き出しなどに入れておくと、セーターなどを好んで食べるヒメマルカツオブシムシ、ヒメカツオブシムシの幼虫に食べられてしまうことがあります。
必ず、きちんと密閉出来る印鑑ケースで保管して下さい。

書体は36書体から選ぶことが出来ます。
実印推奨書体はもちろん、遊び心あるデザインフォントや筆文字系なども選択可能。
当店独自の「事前イメージ確認サービス」も無料で何度でもご利用頂く事が出来ます。

浸透印禁止の職場でのニーズがとても高い印材です。また、複数の口座で分ける銀行印お持ちの場合や、各種保険の印鑑を書体を変えて使い分けるときにとても便利です。
また、学習塾やお稽古ごとの月謝領収印、連絡帳へのスタンプ、カレンダーや手帳への「予定あり」などの用途としてもご贔屓頂いております。