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| フルーティーな浅煎りコーヒー好きな方のためのセット |
| [ フルーティ ] 浅煎り 珈琲豆 2種類セット スペシャルティコーヒー シングルオリジン エチオピア イルガテェフェ / ニカラグア リモンシージョ ブルボン 合計300g(珈琲粉 珈琲専門店 自家焙煎 ドリップコーヒー メール便 送料無料)
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商品説明 |
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名称
| 珈琲豆 |
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原材料名 内容量
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エチオピアイルガチェフェ コンガ G-1 150g ニカラグア リモンシージョブルボン ナチュラル 150g
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発送から60日 |
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保存方法 |
冷暗所保存。長期保存は小分けして冷凍庫へ。
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| 製造者 | Specialtycoffee蒼(スペシャルティコーヒー蒼) 愛知県豊川市本野ケ原1-35 |
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| 包装 |
ご家庭用の簡易包装。ラッピング不可。メール便にて発送。 |
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ETHIOPIA YIRGACHEFFE KONGA HEIRLOOM WASHED G-1
エチオピア イルガチェフェ コンガ 在来種 ウォッシュド G-1 浅煎り
〜すっきり酸味系〜
レモングラスのような、さわやかな酸質。 華やかな香り。
クリアな舌触りと繊細な余韻。
■FLAVORコメント
LEMON,LEMONGLASS,TEA,SPICE,COMPLEX
■農園 Y.C.F.C.U. (Yirgacheffe Coffee Farmers Coop.Union)
■標高〜2500m
■農園について
コンガ農協(Konga Cooperative)は、エチオピア南部のイルガチェフェ地区に位置する著名なコーヒー生産者組合です。この地域は標高約2,500メートルの高地にあり、肥沃な黒土、豊富な降水量、昼夜の大きな寒暖差といった独特のテロワールが、高品質なコーヒーの生産を可能にしています。また、周囲を川や森、湖に囲まれた自然環境も、コーヒー栽培に適した条件を提供しています。
イルガチェフェ地区でのコーヒー生産は1950年代に始まり、比較的新しい産地とされています。しかし、その特有の風味と高い品質から、短期間で世界的な評価を獲得しました。特に、アメリカや北欧のスペシャルティコーヒー市場で高い人気を誇り、現在では入手が難しいコーヒーの一つとなっています。
それにもかかわらず、生産エリアを拡大せず、限られた地域での栽培を続けることで、品質の維持と独自性を保っています。 コンガ農協は、イルガチェフェコーヒー生産者組合連合(Yirgacheffe Coffee Farmers Cooperative Union、略称Y.C.F.C.U.)の傘下にあり、地域の小規模生産者と協力してコーヒーの生産・精製を行っています。
同農協では、ウォッシュドプロセスのG-2グレードを基本としつつ、特別なオーダーによりナチュラルG-1や当店のこのウォッシュドG-1の生産も手掛けています。この高品質なコーヒー生産の背景には、ウォッシングステーションの優れた管理チームと、生産者との強固な連携があります。これにより、品質に対する意識の共有が徹底され、ピッキングされたチェリーの均一性や熟度の高さが確保されています。
近年、エチオピアのコーヒー生産環境は、経済的な課題や気候変動などの影響を受けています。しかし、コンガ農協は伝統的な生産手法と地域の特性を活かし、持続可能なコーヒー生産を続けています。その結果、イルガチェフェ地区のコーヒーは、世界中のコーヒー愛好家から高い評価を受け続けています。
■豆について
エチオピア南部イルガチェフェ地区のコンガ農協が生産するG-1グレードのコーヒー豆は、紅茶を思わせるフローラルな香りと、時にマスカット、ピーチなどのフルーティーかつ繊細な風味が特徴です。
水洗式(ウォッシュド)で特別に精製された本ロットは、クリアな甘みと酸味が調和し、上品で洗練された印象を与えます。特に、シトラス系の爽やかな香りや、ほのかな甘みが感じられ、透明感のあるクリーンな味わいが魅力です。
エチオピアは「コーヒーの発祥地」として知られ、今もなお世界有数の生産国です。コーヒーはこの国の文化に深く根付いており、単なる飲み物ではなく、人々の暮らしの中心にあります。
ニカラグア マタガルパ リモンシージョ ブルボン ナチュラル 浅煎り
NICARAGUA MATAGALPA LIMONCILLO BOUBON NATURAL
~複雑に重なる甘さ~
オレンジの果実感とシロップの甘さ、ヘーゼルナッツの香ばしさが重なり、
丸みある口あたりと複雑な余韻がやさしく続きます。
■FLAVOR
Orange,Syrup,Hazelnutts,Structure,Complex
■農園主
エルウィン・ミエリッヒ(Erwin Mierisch)
■標高
980〜1,350m
■産地、農園について
リモンシージョ農園は、ニカラグア北部・マタガルパ県のヤシカ・スル地区に位置し、
豊かな自然と水資源に恵まれた環境にあります。
1938年、スコットランド系移民のエステバン・ムクエワン氏がこの地にある隣接する2つの農園(現在のLa Gloria農園とLimoncillo農園)を取得したことが、その始まりです。
その後、長女エテル・ムクエワンがLa Gloriaを、妹のマリア・ムクエワンがLimoncilloを継承し、これらは“姉妹農園”として発展していきました。
マリア・ムクエワンは後に、ドイツ系の名門コーヒー生産者一族であるミエリッヒ家の三代目、Dr. エルウィン・R・ミエリッヒと結婚し、Limoncillo農園はミエリッヒ家の一員として統合されることになります。
こうしてLa GloriaとLimoncilloは、McEwan?Mierisch家による共同経営体制のもとに発展し、やがて「Fincas Mierisch(フィンカス・ミエリッヒ)」というブランドの中核を担う存在となりました。
1990年代、内戦後の再建期に、エルウィン&マリア夫妻とその子どもたち(エルウィン・ジュニア、エレアネ、スティーブ)が中心となってスペシャルティコーヒー生産に本格的に取り組み始めます。
多品種の導入、発酵や乾燥方法の技術革新、Cup of Excellence(CoE)への継続的な参加といった挑戦を重ね、ミエリッヒ家はニカラグアのスペシャルティコーヒー界を牽引する存在へと成長していきました。
現在は5代目のエルウィン・ミエリッヒIII(通称“ウィンゴ”)が品質管理や輸出業務を担い、世界中のロースターとの橋渡しを行っています。
Limoncillo農園が世界的に知られるようになったきっかけの一つが、
2008年のCup of Excellenceでジャバ種のロットが第2位を受賞したことです。
今回のブルボン・ナチュラルも、リモンシージョらしい果実感の豊かさと透明感のある甘さが魅力的なロットに仕上がっています。
同農園は、輸出業務を担う部門「Café Sol y Agua(カフェ・ソル・イ・アグア)」の一員でもあります。これは、Fincas Mierischグループにおける収穫から精製、輸出までの工程を一元管理するために設けられた内部組織で、選別・精製(ウェットミル/ドライミル)・品質保証・物流を包括的に担っています。
2000年代以降は輸出ブランドとして「Fincas Mierisch」の名称が前面に出される一方、
「Sol y Agua」の名はバリスタ大会支援や国内イベント、カフェ事業などで用いられています。
現在、ミエリッヒ・ファミリーはニカラグア国内に8つの農園、ホンジュラスにも複数の拠点を持ち、プライベートオークションも行うなど、世界的に高い評価を受けるスペシャルティコーヒーの先駆者として知られています。
リモンシージョ農園はその中でも、熱帯雲霧林の山間部に位置し、滝がもたらす豊富な水資源、美しく管理された木々や竹林など、まるで庭園のような景観を持つ独特のテロワールが特徴です。
ニカラグアでは、収穫後の乾燥工程を農園外の中間業者に委ねるケースが一般的ですが、
ミエリッヒ家はマタガルパ南部、標高670mの場所に自社ドライミル「ドン・エステバン・ミル」を所有し、全ロットを自社で乾燥・仕上げまで一貫管理しています。
このドライミルはニカラグア初の完全トレーサビリティ対応の設備としても知られ、各ロットに個別のトレーサビリティカードが発行されるなど、厳格な品質管理が徹底されています。
このようにリモンシージョ農園で生まれるコーヒーには、1930年代から続く家族の歩みと、先進的な品質哲学、そして自然豊かなニカラグアの恵みが丁寧に融合されているのです。
■豆についての詳細
リモンシージョ農園の「ブルボン・ナチュラル」は、完熟した果実の持つ甘さと風味を最大限に引き出すことを目指して作られたロットです。収穫のピークは例年11月から2月ごろ。最も糖度が高まった深紅色のチェリーを見極めて、一粒ずつ丁寧に手摘みされています。
収穫後のチェリーは、まず農園内に設けられた水槽で水比重選別を受けます。
浮き豆や未熟豆、過熟豆をこの時点で取り除くことで、フレーバーの明瞭さとクリーンさを保つ下地がつくられます。その後すぐに、標高670mに位置するグループ所有のドン・エステバン・ドライミルへ運ばれます。
ドライミルでの乾燥工程は、まず2日ほど、地面にパーチメントを敷き、その上に黒い寒冷紗のようなシートを重ねた上でチェリーを広げて行われます。
この特徴的な乾燥方法により、地面との直接接触を避けながらも適度な通気性を保ち、チェリーの底面が過発酵するのを防ぎます。
予備乾燥後は、温室型の3段アフリカンベッドへと移し替え、上段・中段と位置を変えながら、約1か月かけてゆっくりと乾燥されます。
このプロセスの中で、チェリーは自然な微発酵を経て、果実由来の複雑で甘い風味を内部に浸透させていきます。
乾燥後は光学選別機やスクリーン選別などを用いた精密な仕上げが施され、異物や未熟豆が取り除かれたクリーンで均一な生豆となって出荷されます。
出来上がったコーヒーには、ヘーゼルナッツを思わせる芳醇で香ばしいアロマ、ブラッドオレンジのような完熟果実の風味が重なり合って味わえます。
飲み終えた後には、ミルクチョコレートのような甘く心地よい余韻がじんわりと残り、丸みある口あたりと果実味とナッツ感の複層的な余韻がやさしく続きます。
<2種類セット>全ラインナップから2種類選べます。150g×2袋→深煎りセット
エチオピアコーヒー豆はこちら
ニカラグアコーヒー豆はこちら
浅煎りコーヒー豆
コーヒー豆飲み比べセット
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