遠赤外線って何のこと?
遠赤外線は電波の一種です。太陽の熱エネルギーには殺菌効果や生命の育成作用があるということは一般的に知られていますが、その太陽熱エネルギーの50%は赤外線です。
赤外線の波長は0.75〜4.0ミクロンの近赤外線と、波長4.0〜1000ミクロンの熱エネルギーの遠赤外線に分類されています。
遠赤外線の働きとは?
人体が発する振動エネルギーと波長4.0〜14ミクロンの遠赤外線は放射波長が同じであるためエネルギーの浸透力が高く、低温でありながら体を芯からポカポカ温め、人体に有効に働く波長として育成光線といわれています。
「冷えは万病のもと」と言われるくらい冷えがもたらす肌や体のトラブルはたくさんありますが、遠赤外線の波長は体を芯から温めると同時に全体を均一に温める性質を持っています。
マイナスイオンの働きとは?
細胞を構成する原子の中では一定量の電子(−)と陽子(+)が互いに引き合い振動することで生命の活動が成り立っていますが、様々な要因でイオンバランスが崩れることがあります。
例えば、工業製品や電化製品などの合成物質や電磁波からは+イオンが発せられますし、たばこやストレスによってもプラスイオンが増加し、イオンバランスに不均衡が生じます。マイナスイオンは空気のビタミンと言われますが、プラスに帯電したイオンと同じ数量のマイナスイオンを補ってやることで空気や水などのイオンバランスを保つ働きをすると言われています。
マイナスイオンの発生原理は?
マイナスイオンの発生原理は大きく分類すると4種類になります。
第一に、マイナスイオン発生器などに使用されるコロナ放電方式やパルス放電方式は雷の発生原理を利用した方法になります。
第二に、金属物質の持つ電子が熱や電気の影響により直接働きかける方式です。ゲルマニウムは金属と非金属の中間に位置する半導体であり、光や熱などのエネルギーの影響により、32℃以上になると電気を通す導体となります。導体となった電子(マイナスイオン)は活発に活動するようになり、相手がプラスの電気の場合はマイナスの働きをし、相手がマイナスの電気の場合はプラスの働きをします。 近年はゲルマニウム半導体の性質を利用し、32℃以上で使用することにより、電子が活発に働くゲルマニウム温浴が注目を浴びています。
第三に、滝周辺や噴水のように水が弾け飛ぶときにマイナスイオンが発生する水イオン方式です。水は衝突したときに水滴はプラスの電気を帯び、周囲の空気はマイナスの電気を帯びるようになります。この発生原理をレナード現象といいます。
第四に、放射線によるイオン生成方式です。地球上には絶えず宇宙からの放射線が降り注いでいますが、空気中の分子に衝突したときに分子から電子が放出されます。放出された電子は空気中の酸素分子などに吸着してマイナスイオンとなります。自然放射線以外にも地中に眠るラジウム鉱石などからも微量放射線が放出されますのでマイナスイオンを発生するようになります。つまり常温の置いたままの状態でマイナスイオンを放出する鉱石の全てが微量の放射線を含んでおり、その含有量によりマイナスイオンの発生量も大きく変化します。
|