≪ことりん≫
「ちりんちりん」と温かく優しい音色を響かせてくれる、ことりん。ゆらゆらと揺れ動く度に響く音がとても心地良いです。鳴らし方は、ことりのしっぽにちょんと触れるだけ。遠くに届く音なので、外のカフェや家の離れているところでも合図をおくることができます。もちろん、小さな祈りのスペースやミニ仏壇に置いておりんとしても使用できます。シンプルでスッキリとしたデザインは、洋風、和風、モダンなど、どんなお部屋にもマッチします。くちばしのスリットには手紙をはさむことができるので、メモスタンドとしても◎九乗おりんの心地よく感じる音を日常で楽しんでみてはいかがですか。
九乗おりん(山口九乗)
伝統工芸高岡銅器の街で明治40年に創業。銅器の仏具を中心に企画制作をしています。伝統を受け継ぎ次へ伝えていく者として、高岡のものづくりの伝統技術を、時代時代の人の心に響くものづくりに活かしていく試みを続けてきました。人の温かさや優しさなど目に見えない「思い」を届けられるものづくりを、これからも続けていきます。
[おりんの音は不思議です]
祈りのための至上の音でありながら、どことなくあたたかく、何かにまもられているような感覚を与えてくれます。邪気を払い、場を清めるといわれるおりんの響きは、人の心を整えます。同じ形をしていてもさまざまな音があり、磨き上げられたおりんの音は常に純粋で、人それぞれの心に異なる音色を響かせます。どこまでも限りなく遠く、深く、染み渡るように広がる― それが、九乗おりんの音です。ひとりでも多くのみなさまの心へ届きますように、一音ずつ丁寧につくっています。
「1/fのゆらぎ」のある音
自然界には感覚的に「心地よい音」が無数に存在しています。波の音、小川のせせらぎ、滝の音、風にそよぐ木の葉の音、小鳥のさえずり、虫の声など。人が心地よく感じる音の”ゆらぎ”に共通しているのは「1/fのゆらぎ」です。九乗おりんは1/fのゆらぎの定義に適った音であると、日本音響研究所の分析結果を得ています。
【サイズ】約130×50×70mm
【素材】おりん:銅合金、金メッキ仕上げ、振り子:ヘマタイト(天然石)、フレーム:アルミニウム
【重量】約178g
【生産】日本(富山県高岡市)
【その他】元来金属は経年変色・変化がつきものです。この変化を古来より人々は「ふるびる」と表現し、風格または味わいとして受け止めてきました。愛着をもってその変わる様も楽しみつつ、永く親しんでいただければ幸いです。