微細な問題点も許さない、伝統シューズブランドのプライド
普通のシューズブランドなら店頭で販売されるような、よく見ないと判らないほどの微細な問題点も、英国シューズブランドは見逃しません。店頭に並ぶ格式高い伝統ブランドは、自社製品のクオリティに厳格なのです。
検品をクリアできなかった理由は、主に下記の3つが挙げられます。
レザーについたキズ
エドワードグリーンやジョンロブのシューズは、上質な皮革からさらに厳選されたものを使用していますが、素材選びの時点で見逃されたものや製造行程によってついたものがあります。レザーが何かに擦れて付いたようなものは、コロニルの補色クリームでお手入れすると簡単に消すことが出来ます。
レザーの色ムラ、シミ
おそらく染色時に発生したと思われます。ちょっとしたものなら、コロニルの補色クリームを塗布してケアすることで判らなくすることが可能です。
縫製乱れ
英国伝統ブランドシューズは最高峰の技術を誇る職人たちの手によって造られていますが、ときには縫製が乱れることもあります(本当に気付かない程のものですが)
上記のような理由で検品をクリアできなかったシューズは、店頭に並ぶことなく(稀に店頭で発見されることもあります)各ブランドのファクトリーショップに送られ、そこでのみ販売されます。
※ジョンロブのリジェクト品には、®マーク(REJECT:リジェクトの意)が内側にスタンプされています。
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