Requirements for Organic オーガニックの必要条件
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オーガニックフードと名乗るためには下記のような条件をクリアする必要があります。
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1)ホルモン剤、除草剤(農薬)、殺虫剤、遺伝子組み換え食品、砂糖、人口着色料、香料、合成飼料・・を使用していない
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ガンや皮膚トラブルの原因とされる、様々な化学薬品を一切使用していません。 原料の育成・栽培に際して化学薬品を使用しないだけでなく、畜産の場面では、動物に与える飼料に遺伝子組み換え作物の使用がないかなどの検査も行われます。
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2)過去3年以上化学肥料や合成農薬などを使用していない土地で生産された農産物や加工品である
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土壌に残留した農薬などの影響が出ないための条件です。
農薬が使用された土壌では地下の微生物までが一掃されてしまいます。 一方でオーガニックファーミングでは、根粒菌が根を通じてミネラルを供給するので栄養価の高い作物に育ちます。 |
3)一つの作物あたりの栽培坪数や栽培・育成条件が定められている
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この規定により、狭い面積に密集させて作物を栽培することができませんので、日光や土壌からの養分が満遍なく行き渡り、栄養面でも安定した作物になります。
畜産の場面では、鶏や牛などの動物を1羽(1頭)生育するために必要な面積が決められています。アニマルウェルフェアの観点から、動物がストレスを感じることなく人道的に育成されるための条件です。
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4)トレサビリティーが可能
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オーガニック原材料は、「いつ」「どこで」「だれが」「どのように」生産したのかの保証があります。これをトレサビリティーと言います。
原材料の栽培・育成から、商品になるまでの全ての段階で追跡調査(トレサビリティー)が可能なので、生産者の顔が見えるのです。
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このような条件をクリアし、認証機関の検査を経た製品にのみオーガニック認証が与えられます。
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