みなさま、こんにちはセンダンα専門店の大城です。
センダンαの魅力をお伝えし、多くの方の人生を素晴らしいものとできますように頑張っていきたいと思います。
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沖縄本島北部「やんばるの森」には多くの動植物が暮らし貴重な自然環境が残っています。
原産地：台湾、中国から西南アジアにかけて分布。
形　態：日本では四国、九州、沖縄に自生し、庭園樹や街路樹に植えられている落葉高木です。樹高は７ｍ、稀に20ｍにもなります。幹は暗褐色で縦に裂け目がはいり、四方に分枝します。葉は互生し２〜３回羽状複葉で、小葉は卵状の楕円形で鋸歯があります。花期は５〜６月、大形の集散花序を出して、淡紫色か稀に白色の香気ある小さな花をつけます。果実は円形です。
近縁種にはトウセンダン（Melia azedarach var. toosendan）があります。

　沖縄では盛夏にクマゼミがいっぱい止まり、樹液を吸う光景がよく見られ、花にはアゲハチョウ類がよく訪れます。

樹皮は松によく似た「暗褐色」で大きくなると縦に裂け目がでます。
樹皮は・生薬の苦楝皮 （くれんぴ）

センダンの木は、森に自生する他、街路樹、公園内、学校など沖縄の多くの地域で見られます。

（有）根路銘生物資源研究所　所長　根路銘国昭

略歴
・１９３９年：沖縄県本部町生まれ　北海道大学大学院中退[獣医学博士]
・１９６６年：国立予防衛生研究所（現：国立感染症研究所）入所
（スペイン風邪ウイルスのルーツを解明するなど、数多い実績をもつウイルス研究の国際的第一人者）
・国立感染症研究所ウイルス第一部呼吸器ウイルス研究室長
・WHO（世界保健機構）インフルエンザ・呼吸器ウイルス協力センター長
・ハーバード大学国際エイズ治療評価委員
・中国河北省政府技術顧問
・岩手大学兼任（大学院担当）大阪府立大学兼任（大学院担当）
・文部省遺伝子組み換え実践審査議委員・厚生省薬事審査委員などを歴任

１９９０年：外国人科学功労賞
１９９３年：国際ウイルス学賞（オーストラリア）
２００１年：（社）生物資源利用研究所　所長
２００３年：国際ウイルス学賞（ロシア国立アカデミー）
２００４年：（有）生物資源研究所設立　代表取締役・所長
２００９年：琉球新報賞（学術功労）

樹皮：生薬の苦楝皮（くれんぴ）→駆虫剤(虫下し）として煎液を服用。
果肉：生薬の苦楝子（くれんし）→ひび、あかぎれ、しもやけに外用／整腸、鎮痛薬として煎液を服用。
　葉：強い除虫効果があり、除虫に用いられていた。
葉以外は国内では医薬品に指定されています。しかし、薬として有効な物は、同時に毒となり得ます。
材木：建築用装飾材、家具、木魚、琵琶の胴、下駄などに。
成分：果実⇒脂肪油、タンニン、苦味質マルゴシン、ブドウトウ
　　　樹皮⇒タンニン、苦味質マルゴシン、アスカロールなど。

葉は「羽状複葉」で互生し、楕円形のギザギザが特徴です。
葉には、強い除虫効果があります。

初夏に淡紫色の５弁の花を多数つけ、円錐状に咲かせます。
秋に黄褐色の丸い実を結びます。
果実・生薬の苦楝子（くれんし）