僕が子供の頃と今とでは全然違って、パンを買うのもパンを食べるのも実に楽しい。外出して買うものといえば服が多かったのに、最近はワイン・ハム・チーズ・そしてパンを買うことの方が断然多くなっているように思う。そろそろパン専用の収納場所があってもいいかも?って考えるようになり、side by sideのブレッドボックスを使い始めたのです。ドイツの工房で生産される無駄のない実用的アイテム、無塗装のオークとメープル無垢材で作られているので、食べ物を直接入れても安心です。また、蓋がカッティングボードになっている点も無駄がなく、気張った印象のないところも気にいってます。また、これを使っていると東屋の米櫃と似たような雰囲気を感じるのです。それで調べてみると、パンを常温で保存する場合はお米と同様に湿度が重要なポイント、乾燥が禁物なため湿度を程よく保つことができる無塗装の木箱に収めた方が、そのまま置いておくより美味しさが長持ちするのだそうです。日本にずっと米櫃があるように、欧州にはずっとブレッドボックスがあるのでしょう。それを知った今でも、僕は袋に入れたままパンを収めてしまうのですが、自分が良ければそれでいいの判断。ブレッドボックスの中が充実していて、パンが綺麗に並んでいる日は少しいい日に感じます。このブレッドボックスがあるから、パンを買うのが楽しくなるだけでなく、よりパンに興味が沸くようになったと感じますし、ブレッドボックスが置いてあるだけで、海外で食べる朝食のような雰囲気を薄っすら感じられるのもナンカ嬉しい。