創業からずっと貫いてきたのは、原料に妥協しないこと。その
時の一番良い原料を集め蒲鉾づくりにつとめております。
ベーリング海で獲れた、最高ランクのスケトウダラのすり身を
メインに使用。特級のスケトウダラのすり身に真鯛や吉次(キ
ンキ)などの高級魚を練り込むことで、より深い味わいに仕上
げています。国産の天然真鯛は、鮮魚であがったものを切り身
にして、落とし身加工(ミンチ)をし、ベーリング海の吉次は
風味を引き出しながらも、くどくならないように当店独自の加
工をしております。
魚本来の味わいをご堪能いただくために、調味料は極力控えめ
にし、でんぷん含有率を1.5%以下にしております。こだわりの
“手のひら蒲鉾”は、竹串に刺したすり身を1枚ずつ手で叩いて、
成形したのち、高温700℃の炭火でふっくらと焼き上げます。
味と見た目を大きく左右する焼きは、ベテラン職人の技術によ
って、綺麗なきつね色の仕上がりを可能にしています。