THE H.W.DOG&COでは定番となったBASEBALL CAPは1860年代にベースボールが世に広まったと同時に、当時のベースボールキャップを元に今の時代だからわかる素材と機能性をプラスした物作りをしています。現代の一般的なベースボールキャップには、生地を硬く丈夫にするために生地の裏に貼り付ける「芯地」と呼ばれるものは化学繊維を使用するのが主流です。しかしこのDOGのベースボールキャップは当時と同じように、「毛芯」を使っています。化学繊維が今よりも発展していなかったため芯地を硬くするために動物の毛(馬のしっぽの毛や鹿の毛)で対応していました。帽子の形を決定づける仕上げ型もこだわりを持ち、一から製作しております。
現代一般的に使用される仕上げ型では弊社の求めるクオリティには達しないため、仕上げ型に何度も修正を重ね、試行錯誤の末に辿り着いた形です。帽子作りにそこまでやるのかと思われるかもしれませんが、古き良き物作りの時代にはそれが当たり前で、その手間を惜しまずに物作りにこだわるのがTHE H.W.DOG&COの物作りです。