純米大吟醸雫酒 金之丞の誕生まで
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精米
酒造りに最適な酒造好適米山田錦を厳選します。この米を40%まで磨き、60%もの糠を取り去ると、米の芯だけの丸く小さな真珠のようになります。 |
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洗米・浸漬
精米した米はしばらく寝かされたから、ていねいに洗われます。そして水を適度に含ませるため、計算された秒単位の時間まで水に浸す、浸漬を行います。 |
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蒸米
きれいになって、水を適度に含んだ米を蒸す作業に移ります。蒸し上がった米は、スノコに敷いた麻布の上に均一に広げられ、自然に冷まされます。 |
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麹
冷まされた蒸米は、温かい麹室に運ばれ麹菌と呼ばれるカビの一種を混ぜます。ひとつひとつの工程はすべて手作業で昼夜交代で管理します。 |
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もと
水と麹、蒸米、奥の松独自の純米吟醸酵母を加えてもとをつくります。蔵人はもとの状態にあわせて、櫂と呼ばれる道具で加減しながら攪拌します。 |
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仕込み
麹ともとに蒸米と水を加えます。もとの中で育った酵母がうまく発酵するように、約1ヶ月ものあいだ低温でゆっくりと発酵させ、もろみができあがります。 |
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搾り
熟成したもろみは、少しずつ酒袋に分けて入れられ、一滴一滴と自然に落ちる雫だけを斗瓶と呼ばれる丸い瓶にため、しばらく低温で貯蔵したあと瓶詰めされます。。 |
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銘酒を彩る新しいラベル
奥の松では、日本酒の最高峰として自負する純米大吟醸雫酒金之丞の名にふさわしい、芸術性を表現するための書として、このたび草月流家元剌使河原宏先生にお願いする運びとなりました。奥の松をご愛飲いただいている剌使河原先生は、奥の松のために初めて商標をお書きくださり、落款は剌使河原蒼風先生の作品となっています。
さらにラベルは、東北は福島の地酒としての誇りを込めて、素材にもこだわりました。地元産の郷土品である、かつて二本松藩丹羽領内の地障子(楮を原料とする生漉き紙)の生産地、安達郡上川崎に伝承される和紙を採用。パルプを一切使用せず、原料の地元産『楮(こうぞ)』と呼ばれるクワ科の落葉潅木の樹皮を100%使用した手漉き和紙を、この新ラベルのために一枚一枚、丹誠込めて漉いていただいています。 |

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銘酒にふさわしい新ボトル
純米大吟醸雫酒金之丞をはじめ、奥の松の酒はすべて「伝統の技と心を、今に伝える酒」を目指しています。
酒質はもちろん、ラベルのデザインやボトルの色や形など、商品すべてに伝統と革新を両立させるためのこだわりをもっています。そしてこの純米大吟醸雫酒金之丞にふさわしく、しかもこの繊細な酒の品質を最高の状態に保つことができる容器を模索しました。その結果、たどり着いたのは先人の知恵であり、原点でもある一升瓶の形状でした。明治時代から現在に至るまで不変であるその機能性を重視。さらに、湯煎による火入れの後、表面積を広げて放熱性を高めるため、縦縞をボトル全体に刻みました。かつてから高級品のデザインによく用いられていた縦縞の模様が彩る新ボトル。限りなく手づくりに近い、半自動瓶を採用し、細部にまでこだわりました。
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