■なぜ3インチアップ？
ゆとりあるロードクリアランスと6.50-16以上の大きなタイヤを無理なく装着できるのが最大のポイント。また、オンからオフロード、高速から低速までオールマイティーな走行を楽しむ方に最適なリフト量です。もちろんファッション的にも○。リフトアップによるデメリットも使い勝手をスポイルしない範囲です。（ロールは多少増えるものの、まずまず許容範囲のレベル。サスペンション各部の改造も一般的なパーツで十分対応できます。リフトアップによる車両への負担も過大にはならず標準的。）

■4輪同一バネレート？
JB23Wは5ナンバーのワゴン車。しかも1〜2名乗車の使い方が一般的です。ところがその昔トラック（バン）だったジムニーは、いまだにノーマルスプリングはリアのバネレートの方が高いのです。4名乗車時や荷物満載時は多少落ち着くものの、1名乗車ではピッチングによる不快な乗り心地となります。これを一挙に改善したのが4輪同一バネレートです。ピッチングの無いフラットな乗り心地で抜群の安定感を実現します。
＜乗り心地の悪いリフトアップスプリングの代表例＞　ただバネレートを硬くしたスプリング：硬いため縮まない。自由長が短いので伸び側も短い

■細い線径？
アフターマーケットでは最も細い線径10.5mm。細く軽量でへたりが少ないバネを実現するために、材質は最高級品である『超応力材』を採用し一流バネメーカー『中央発條(株)』で製造。細い線径のバネは、車両の重量化を防ぎ、バネ自体を軽量化することで路面の凹凸に対し素早くバネが伸び縮みし、しなやかに確実に路面を追従します。バネ全体で伸び縮みするため線間密着も無くしっかり縮みます。
＜乗り心地の悪いリフトアップスプリングの代表例＞　純正スプリングの状態からあまり変化させずに自由長を長したスプリング：バネには質量があるため、重くなるほどサスペンションの早い、細かい動きに追従できず、スプリングが暴れて路面追従性が悪化します。また、縮み時に線間密着を起こし縮み側が規制されたり異音が発生します。