今回は少しでもきしみ音の軽減が出来ますよう
ポイントをご案内させていただきます
参考にしていただければ幸いです
きしみ音はポイントごとにチェックしていただくと解決する場合がございます
見える場所
見えない場所
組み立てた時のねじ箇所
マットレス
フレーム
きしみ音の場所と原因がわかれば具体的な改善手段がとれるかと思います
●マットレスを外しフレームだけにして軽くゆらす
【音の原因】
フレーム自体に原因がある可能性あり
【チェックする事】
フレームがきしむかチェックする
マットレスが問題ない、マットレスから音がしないのであれば、フレームがきしみ音の原因となっている場合があります。
問題個所を特定するのであれば、マットレスをベッドフレームから下して、
フレームを揺らしたり、少しだけネジを緩めてフレームを軽く揺らすことで、きしみ音がする場所が特定出来る事があります。
●フレームのネジや接合部分
【音の原因】
ネジや接合部分の金具
【チェックする事】
ネジや接合部分の外し金具を掃除・再組立て
徹底的にやるのであればフレームを解体して、ネジや金具をはずして、組み立てる前の状態にします。
除菌するアルコールや掃除用のエタノールがある場合は、
要らないシャツなど柔らかめの布で拭くとネジ部分の汚れが落ちやすく、
余分な脂を取ってくれる脱脂する役目も出来てすぐ乾くのでおすすめです。
●ベッドフレーム部分の外観のチェック
【音の原因】
ヒビやキズ部分の動き
【チェックする事】
ベッドフレームにキズやヒビが無いかチェック
ベッドフレームの外観のチェックを行います。
このヒビや割れ部分が原因で、ベッドに寝た時に動いてしまう事できしみ音の原因にもなります。
●金具同士のこすれによるきしみ音
【音の原因】
金属・金具同士のこすれ
【チェックする事】
金具のゆるみ・擦れないようにする
ベッドには人が乗り降りするので金具部分に少なくとも負荷がかかります。
この時、金属である金具のこすれも、きしみ音の原因のひとつになりますので、
金具を取り付ける時に、汚れを拭き取ってから、スプレー式の潤滑油(じゅんかつゆ)を塗ります。
気分的に嫌でなければ、サラダ油でも良いですが、どんな潤滑油でもたっぷり塗るのではなく、薄で問題ありません
潤滑油の効果により、金具同士がこすれる摩擦が減る、滑りが良くなるのでこすれによる、きしみ音が軽減、無くなります。
有名なのはクレ55-6とかですが、個人的には、寝る部分のネジと言えど、ニオイがするのはどうなのかなと思いますので、
無臭の植物性潤滑油や、スプレータイプのサラダ油なんかも良いかもしれません。
●フレーム接合部のネジの緩み
【音の原因】
ネジが緩んで、金属同士・フレーム同士のこすれ
【チェックする事】
ネジが緩んでいないか増し締めをする
組み立て時にしっかり締めたと思っていても寝ている間に少しずつ緩んできますので、
サイドフレーム
ヘッドボード
フットボード
を接合しているネジが緩んでいないか締めなおしを行ってください
これは増し締めとも言われていて、ネジの緩みによってフレームが干渉しあってきしみ音がしている可能性があります。
このネジの緩みを軽減する金具として、スプリングワッシャーがあります。スプリングワッシャーは、
簡単に言うと切れ目の入っているワッシャーで、ネジが緩むのを軽減してくれます。
●床材とフレームの隙間
【音の原因】
床材とフレーム部分にガタや隙間がある
【チェックする事】
ガタガタしないか隙間がないかチェックする
すのことベッドフレームが設置する部分全てに、クッション性のある物を付けます。
フェルトやクッション性素材の両面テープなどです
貼り付けるヶ所が多いですが、接地する面に全てに貼ってください
クッション性のあるフェルトなどを張る事で、床材とフレームの隙間が埋まるので、
こすれのきしみ音防止に繋がります。
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