日常に馴染む一足
1970年代に生産していた運動靴をルーツとしたモデル。トゥキャップや履口の補強布といった運動靴としての要素は踏襲し、使用する木型を見直すことで日常使いしやすいシルエットに仕上げています。

つま先に向かってシェイプさせたシルエットは、野暮ったさのないクリーンな印象に。シンプルなデザインで、様々なスタイリングに馴染む一足になっています。










製法と素材が大きなポイント
靴を長く快適に愛用できる「バルカナイズ製法」を採用。生ゴムに硫黄を加え熱反応させることで“弾性”や“強度”のあるゴムに変化させる、化学反応を利用した靴の製法です。

ソールがしなやかで柔らかく仕上がり、底とアッパーの結合が強く丈夫になります。加えて、接着と成型を同時に行うため型崩れしにくいのが特徴です。

この製法は、大規模な設備に人の手がかかり過ぎることから生産性が低く、工場も少なくなってきています。そんな貴重な製法を久留米の工場で行いながら、生地の染色や加工、ゴムの素材にも拘り抜いて作られた靴は、まさに神髄ともいえる逸品です。



※ラバーの表面に白い粉状のもの（ブルーム現象）が現れる場合があります。ゴム製造過程で使用するゴム老化防止剤の影響によるものとなり、製品上問題はございませんので、市販のゴム専用ワックス（水性）を使い柔らかい布で拭き取ってください。シリコン樹脂配合の靴磨き等もご利用いただけます。






永くを共にできる強度と楽しみ
アッパーには高品質で耐久性に優れたテキスタイルを使用。バルカナイズ製法では熱と圧力をかけるため、それに耐えることのできるしっかりとした生地を選定しています。

PARAVUL COAT（パラヴァルコート）というコーティングを施し、生地強度と防水性能、ラバーとの圧着強度をアップ。この加工により、使い込んでいくとチョークマークと呼ばれる“アタリ”が表れ、ヴィンテージ感のある表情を楽しめます。








デザイン性も実用性も
しっかりと重ねるように作られたつま先のラバーは、見た目のクラシックさに加えて強度面も◎。本体カラーと合わせた丁寧なステッチも統一感を出しながらも、程よいアクセントにプラスしてくれます。

程よい柔らかさのインソールは、しっかり歩行をサポートしてくれ快適な履き心地です。

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