ピンクとパープルをモチーフにしたビビットな振袖、アイドル的な印象を可愛らしく表現しています。シルク調のファブリックで仕上げたバラの花は「愛と美」の象徴で女性には人気の花ですね。香り豊かで見る者を魅了するエレガントなバラは振袖姿を一段とステキにしてくれます。
そんな素敵なバラの色を効果的にしているパープルの色は、平安時代から美しく優しく、気品と知性を備えた色とされ気高さのシンボルとされています。古代バビロニア時代ではパープルは身分の高い人が身につけたヴァイオレットローブの色と言われていたそう。ミステリアスで神秘的な色はカリスマ性もあるみたいですね。
振袖全体にあしらわれているピンクの色は女性的でとてもやさしい印象があります。可愛らしくキュートな色は満ち足りた気分や安らぎを与えてくれそう。また幸せ女性ホルモンで美しく潤いをみせてくれるかも。
さらにラインストーン調でモチーフ化された蝶は、優雅な形から女性に大変人気ですね。脱皮をして美しい蝶へと華やかな変容が少女から素敵な女性へと変化する様子と相まって、未来人生において華々しい開花を願う「立身出世」の願いが込められたと言われています。