ワイナリーについて
クインタレッリの元で研鑚を積み、伝統的手法を守りつつ、この地に対する自身の思いをワインに表現するルーカ・フェドリーゴのワイナリー、ラルコ。
濃密さとエレガンスを兼ね備えた美しいワインで、これからのヴァルポリチェッラをリードしていくであろう、最注目の造り手です。
このワインは…
陰干しの葡萄を用いて、大樽で長期の熟成を施されるアマローネ。伝統を深く伝えるワインです。
※限定入荷ワインです。お一人様1本限りとさせていただきます。
醸造・熟成:
収穫の際には入念な選果を行い、専用の部屋でお盆にのせて90〜100日間乾燥させる。乾燥させると、ブドウは重量にして30〜40%にもおよぶ水分を失い、その結果、糖とエキス分がさらに凝縮する。さらにこの期間には、ブドウには「貴腐菌」が発生する。この菌は、アマローネ特有の官能的要素と構造を与えるのに非常に重要な働きをする。乾燥させられたブドウは圧搾され、数日のマセレーションの後、およそ45日間続くアルコール発酵が始まる。発酵の後、定期的に澱引きを行いながら、7月中旬までステンレスタンクで落ち着かせられる。その後、ワインは2.25〜20ヘクトリットルのスラヴォニアンオークで4年間熟成される。
官能的特徴:
ヴァルポリチェッラの伝統によって受け継がれてきたこの特別なワインは、ガーネットカラーを呈し、よく熟した果実やアルコールに漬けたチェリーのアロマがあり、充実した確固たる味わいがある。煮込み料理やロースト、野禽、熟成させたチーズによくあう。
このワインの特徴を最大限楽しむためには、飲む8時間前には抜栓するべきだ。
提供温度は18℃で。