ワイナリーについて
葡萄栽培を生業としてきたダニエーレ・ポルティナーリ。
アンジョリーノに助言を受けて、2004年から自然な栽培へと転換、ワイナリーとしての始動は2008年から。
水はけのよい斜面に位置し、豊かな土壌に恵まれたコッリ・ベーリチならではの芯の強さを備えつつ、自然なバランスのとれた、優しく味わい深いワインを届けてくれる造り手です。
輸入元資料より
ダニエーレの父親が植えたピノ ビアンコ、タイ ビアンコで造られるピエトロ ビアンコ。
次男ピエトロの名前が付けられ、2009年がファーストヴィンテージ。
例年8月下旬ごろブドウを収穫、除梗を行わず軽く潰し、そのままマセレーションと野生酵母によるアルコール醗酵を行う。
圧搾後ステンレスタンクにて数週間醗酵の続きを行い、澱を沈める。
澱引き後ステンレスタンクに戻し熟成。ノンフィルターで瓶詰め。
試飲コメント
黄色がかった輝きのある麦わら色。
フレッシュなグレープフルーツ、レモンキャンディ、白墨の香り。
いきいきとした果実味、ミネラル、酸、いずれも充実していて、重くないのに厚みがある。
塩味がはっきりと感じられ、独特の芯のある面白いバランス。
柔らかに広がる優しい余韻。
個性的でありながら素直な美味しさのある、とても魅力的な白ワイン。
しっかりと落ち着かせたビアンコ・ムーニに通じる、優しく奥深い味わいを楽しませてくれます。